2005年08月29日

期待と不安のアルコール発酵

いちじく経過いちじく経過2






昨日仕込んだ無花果(いちじく)醪が気になります。

仕込み部屋は相変わらず無花果のフレッシュな香りが充満。この香りを嗅ぐと、「なんで昨日もっと食べへんかったんやろ」と後悔しますが…。

特に今は暑いですので、アルコール発酵中に雑菌によって汚染される可能性があります。(日本酒を冬場に仕込むのは雑菌による汚染を防ぐためです)と独身の私が言うのもなんですが、「我が子が悪い子にいじめられていないかを見守る親の心境」でしょうか?

糖度(Brix)やアルコール度、pHを測定し、順調に発酵が進んでいるかチェックします。幸い、今のところは大丈夫なようですが、今日はかなり気温が高かったので、「抱き樽」に氷を入れて、タンクの内部から液温を下げてやります。こうすることで急激な酵母の増殖を抑え、アルコール発酵の速度を調整してやります。

空気に触れる液面は無花果の果肉が酸化して茶色っぽくなっていますが、内部はきれいなピンク色のまま。小さな泡は、糖がアルコールに変化するときに発生する二酸化炭素です。明日にはもっとシュワシュワっと泡が大きくなってくるはずです。

今から木曜日まで出張の私は3日間、「我が子」を見ることができません。後ろ髪ひかれる思いで、蔵を後にします。

無事に発酵を終えられますように。

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 17:38

2005年08月28日

無花果(イチジク)酢の仕込み、始まる!

いちじくいちじく2






今日からいよいよ無花果酢の仕込みが始まりました。
まずはトラックで2時間半かけて京都・城陽市にある「JA京都やましろ」に京都産の完熟無花果(いちじく)をとりに行ってきました。農薬を極力使わないことをお願いして、何年も前から農家の方々に作っていただいております。

無花果は非常に足が速い(腐りやすい)ため、ほとんどが生食用として出荷されます。この集荷場にあるのもウチで使う物を除く全てが生食用としてスーパーなどの小売店に並びます。

では生食用と弊社で使う無花果の違いは何か?
生食用のものはフレッシャーと呼ばれるツヤ出し剤(食品添加物)を使うのに対して、弊社用のものは使っていません。

いちじく3いちじく4






また2時間半かけて、午後8時に蔵に戻ってきました。
鮮度が命ですので、すぐに無花果醪(もろみ)を仕込みます。『醪』とは、お酒のようなもので、酒と酒粕に分ける前段階のものです。昔ながらのお酢造りには、まずアルコール発酵を行い(醪造り)、そのアルコールを再度発酵させてお酢を造ります。

ひとつひとつ、ミキサーで粉砕した後、酵母を加えてアルコール発酵させます。

いちじく5いちじく6






でも、まずは味見をしないと。
さすが完熟の無花果!下の方が爆ぜて、種がところどころに見えます。まずは、そーっと両手で二つに割ります。

どうですか、このみずみずしい中身。ほんのり甘い、独特の香りに我慢できず、イッキにカブリつきます。

ねっとりとした上品な甘さの果肉とプチプチの食感の種。
はっきり言って、酢にするのはモッタイナイ!今日の仕込みに携わった全員が同じ思いでした。でも、このまま1箱食べたいという欲望を抑えて…。

いちじく7






泣く泣く全ての無花果をミキサーで潰した後、酵母を加えて今日の作業は終了です。そのころには、仕込み部屋が甘い香りでいっぱいになります。
今日は予定していたほどの量がなかったため、9月中旬まで何度もこの作業を繰り返し、一年分の無花果酢を仕込みます。

この無花果酢は水を一滴も加えずに造るため、旨味や風味が濃縮された贅沢なお酢になります。何年か前に、フランス料理界の重鎮、ジョエル・ロブションさんからもお褒めの言葉をいただきました。

はっきり言って儲けは全然ありません。損益計算をするのが悲しくなります。でも、その分、皆様に自信を持ってお渡しできる商品です。

無花果酢の仕込みはまだまだ続きます。

                            五代目見習い 彰浩
  
Posted by iiokome at 22:53

2005年08月25日

感謝!「やまけんの出張食い倒れ日記」

やまけんブログ就農塾で毎週お世話になっているやまけんさんが「やまけんの出張食い倒れ日記」に富士酢の記事を書いてくださいました。

私自身は正直、就農塾に入るまで、やまけんさんのことは全く知らなかったのですが、本当にスゴイ方であることがわかりました。いや、まだまだ全然わかっていない部分の方が多いのですが。

ただ、ひとつ感じたことは、

日本の農業に対する危機感・使命感や「食」に対する興味・好奇心をスゴイ推進力・パワーに変えて、周りの人を気持ちよく巻き込みつつ、目指す方向に最短距離で到達すべく毎日を生きている人だなぁ、と。

将来、日本の農業改革が起こるとき、その中心には必ずこの人がいるはず。そんな人の近くにいられるこの半年を大事にしたいと思います。感謝。

やまけんの出張食い倒れ日記 http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 17:42

2005年08月23日

雑誌 VOCE 10月号に掲載されました

雑誌VOCE雑誌VOCE2






本日発売の雑誌 VOCE 10月号別冊付録「美味美人お取り寄せBOOK」に紅芋酢を掲載していただきました。この本の趣旨は、「ただおいしいだけじゃ満足できない。おいしくてキレイになれるアレやコレを13人の美界セレブが紹介」のようです。鮮やかな紅色の映える魅力的な写真をありがとうございます。

ご推薦してくださったのは料理研究家の井上絵美さん。エミーズ主宰で料理教室や食のプロ養成スクールを開講したり、雑誌の連載や多数の本も書かれている方です。

紅芋酢をご推薦してくださったきっかけはタレントの渡辺真里奈さん。昨年9月に真里奈さんが雑誌「リンカラン」の取材で蔵と棚田にお見えになりました。その渡辺さんが井上さんにお酢をプレゼントされて。と、ありがたいご縁で今回の運びとなりました。

私共は宣伝活動はしておりません。それは、貴重な原料を使い時間をかけて造っているため大量生産できないことと、人手不足で宣伝まで手が廻らない?ことからです。宣伝費用ももちろんありませんし。でも、そんな小さな蔵をたくさんの皆さんが様々な場面で支えてくださって今日があります。本当にありがとうございます。心から感謝。

そのお返しのためにも、安全で美味しいものを造り続けねば。

そのためには、美味いものの味を知るために色々とお取り寄せせねば?

エミーズ http://www.amys21.com/index.html

渡辺真里奈さんHP http://www.marina-watanabe.com/contents/daily.html

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 10:47

2005年08月22日

フリーペーパー「リビング京都」に掲載されました

リビング京都リビング京都2






先月、3人の方が棚田と蔵の取材にお見えになり、8/20発行の、「すっぱい」は元気のモト、というタイトルで1・2面に写真と共に掲載していただきました。

京都市近郊で50万部も発行されているこのフリーペーパー、実は我が宮津では配布されておりません。だから、編集部の方が郵便で送ってくださいました。ありがとうございました。

2面には、HP上で「お酢や母娘の酢料理レシピ」と題して母と妹が作っているレシピの一部が、プロの料理研究家?とプロのカメラマン?によってグレードアップして掲載されております。なるほど、うまそうであります。(でも、こんなことを書くと母娘に怒られそうです)

それはそうと、記事の中で私がお伝えしてもらいたかったことを書いていただきました。感謝。

「飯尾醸造では、蔵の見学や酢の試飲をすることができます」

別にどぉってことのない文章ですが、この一言がありがたい!一日に2・3組の方が蔵に酢を買いに来てくださいます。大阪や京都市内、遠くは名古屋、東京などからも、「天橋立に来たついでに」とか、「実家が宮津なので」とか。そして、せまい事務所の入口でお酢やドリンクを試飲してもらいます。

でも、皆さん遠慮されてか、「蔵の中、みせて!」とおっしゃる方はほとんどいらっしゃいません。私がいるときであれば、蔵をご案内いたしますので、ぜひお声をお掛けください。昔ながらのお酢造りの現場をみていただきたい。

ただ、できれば事前にお電話やメールをいただけると助かります。髪を整え、ネイルを磨き、白いタキシードでエスコートさせていただきますので。

                            五代目見習い 彰浩
  
Posted by iiokome at 22:13

2005年08月20日

打倒!日本一のバーテンダー ―お酢屋のつくるカクテル―

先日の水澤さんに触発されて、今日は昼間からカクテルづくり。
ホンマは昨晩作る予定でしたが、肝心のリキュールが家になかったため、車で30分かけて、そのリキュールを買い出しに。なんていう種類のリキュールか、それは後ほど。

味醂でカクテルまずはロックで。独特のこってりとした甘さは、メイプルシロップのようです。アイスワインとは少し風味が違いますが、少し氷が解けるとノドにすっと入っていきます。





味醂でカクテル2さて、これが本命。
2つの層にくっきりと分かれた見た目は立派なカクテルのように見えませんか?
そして、この紅色は?

そうです、私の大好きな紅芋酢。リキュールは糖分が多く含まれているため比重が酢に比べると非常に高い。だから紅色と黄金色の層に分かれるんです。

今回は写真のために少し紅芋酢を多めに入れましたが、お好みで調整してみてください。酢のやわらかい酸味がリキュールの濃厚な甘みを抑えるため、口当たりのよいお酒になります。

味醂でカクテル3最後は炭酸水を少し加えて。
クラブソーダがなかったので、今回はペリエで代用しました。

このリキュールはアルコール度数が14度前後と蒸留酒に比べると低いため、炭酸水は控えめに入れていただくと、さっぱりと夏らしいカクテルに。

では、そろそろ種明かしを。

味醂でカクテル4この私の大好きなリキュールは、白扇酒造さんの「福来純 三年熟成本みりん」です。

「みりん」と聴いて驚かれた方もいらっしゃるかも知れません。みりんは立派なお酒です。ただし、今はほとんどが「みりん」ではなく「みりん風調味料」であるため、スーパーでは調味料売場に置かれています。でも、ホンモノのみりんは酒売場に置いてあります。

特に「福来純 三年熟成本みりん」は良質の原料と昔ながらの製法、そして3年もの期間熟成させることにより、カドが取れた絶品のお酒兼調味料になります。

お酢屋の作るカクテル、いかがでした?

白扇酒造株式会社 http://www.hakusenshuzou.jp/index.html

                         五代目見習い 彰浩  続きを読む
Posted by iiokome at 14:18

2005年08月18日

日本一のバーテンダーがつくる酢のカクテル

今週も就農塾の受講のために東京に行ってきました。今回は講義の後、講師とスタッフ、受講者の皆さんとの交流会があったので、いろんな酢の試飲もしていただきました。そして日付が変わった頃に少人数で2次会に。

就農塾の主催者兼講師、さらには超人気ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」の著者でもある山本謙治さん(通称やまけん)が連れて行ってくださったそのお店「BAR オーパ」は門前仲町にありました。

そこにいらっしゃる水澤さんは、なんと第31回全国バーテンダー技能競技会で総合優勝された方。つまり日本一のバーテンダー。その方にウチの酢を使って、どこにもない、言うなれば「酢的なカクテル」をつくってもらう、というのが今回の趣旨です。

カクテルまずは日本一を獲ったオリジナル・カクテル「スプリング・ヒル」をいただきました。デコレーションにはレモンで作った蝶々とリンゴで作った桜。

このカクテルは桜の香りがするのです。甘いのに甘さのキレが素晴らしく良いため、ひと口目の後すぐにふた口目を飲みたくなってしまう、そんなカクテルでした。甘いカクテルを飲むことに抵抗がある男性の方にぜひ飲んでいただきたい逸品。

次はいよいよ酢を使って、オリジナルを作ってもらうことに。

カクテル2ひとつめは、シャンパンの「はちみつ入り紅芋酢」割り。

酢を入れたグラスにシャンパン(モエ・エ・シャンドン)を注ぐと鮮やかな紅色に大きな泡が立ち上る、カクテルの王道たる佇まいで「酢」とは誰も思わないような立派なお姿。(作っていただいてすぐにグビグビ飲んでしまったため、写真では泡が消えて量も減り、貧弱な感じに映っていますが)

味の方は少し酢が立つが、甘すぎず、鮮やかな色とお酢のもつ食欲増進効果から食前酒によさそうな感じがしました。いつ飲んでも美味いんですが。

次のカクテルに期待が高まります。

カクテル3ふたつめはブラッディー・マリーの変形版。非売品の「木村りんご酢」を使ったもの。これがマイベストでした。

通常はトマトジュースにウォッカ、レモン果汁を入れてタバスコや胡椒を利かせるのだと思います。対して、これはレモン果汁の代わりにりんご酢で酸味を演出。レモンよりも複雑で強い酸味が絶妙です。

「これはけっこうバランスがいいと思いますよ。」とは水澤さんのお言葉。無理なお願いに対して、ここまで完成度の高いものを作る水澤さん、恐るべし。超一流のシェフと同じで、材料の味から出来上がりを頭の中でイメージし、目分量で作ってしまうという離れ業。

カクテル4最後はハード系のもの。

ジャガイモから造った、ほのかに甘みが特徴のアクアビットなる蒸留酒をベースに、大量のライムと「木村りんご酢」。マドラーのようなものでライムを潰しつついただきます。

・・・。

ひと口飲んでも言葉がでてこない。ほのかに甘くて酸っぱくて苦くて、でもアルコール度数の割にはまろやかで飲みやすい、なんとも複雑な味。

水澤さん曰く、「酸味には酸味で対抗するために、酢に大量のライムをぶつけてみました」と。ちなみにやまけんさんは、「こんなに複雑な味のするカクテルは飲んだことない」とのことで、一番のお気に入りだったようです。

この「BAR オーパ」での2時間は、まさに『大人の道楽』でした。こんなワガママに真剣に付き合ってくださった水澤さん、このようなチャンスを与えてくださったやまけんさん、本当にありがとうございました。忘れられない夜になりました。

BAR オーパ門前仲町店 03-5245-3539

                      五代目見習い 彰浩

  続きを読む
Posted by iiokome at 20:50

2005年08月15日

我が町の風物詩

ひまわり畑1ひまわり畑2





会社がある宮津市の隣に我が町(野田川町)があります。
読んで字の如く、山や川や田んぼしかないと思われますが・・・ほぼ当たりです。
しかし! この町が誇る地場産業はあの有名な丹後ちりめんです。
ですが、日本人の着物離れが進み織物業も低迷しております・・・そんな中いろんなイベントや取り組みを行い、町の活性化に努力しております。

そんな我が町は、毎年この時期になると4.6ヘクタールの畑に15万本のひまわりが見られます。(今年は8/6〜8/14)・・・終わりました。
ホントきれいでした・・・

代かき?(8/12)そのひまわり畑の横の田んぼを農家のおじさんが代かき・・?




どろんこバレー1どろんこバレー2






実は昨年から始まったお盆休みのイベント「どろんこバレー」の特設コート作りでした。
バレー好きな人は勿論、日頃、仕事、育児、家事などで大いにストレスを溜めた男女が無心で楽しんでおられました。
もう少し近くで見学したかったのですが、知り合いが多く見つかり次第田んぼにはめられるのは目に見えていたので陰ながら応援させていただきました。

本当にお疲れさまでした。
                           
 伊藤  
Posted by iiokome at 01:05

2005年08月13日

ぼち、ぼち、来ました!

草取り1草取り2






田の草取りはホンマに疲れます。
取っても取ってもすぐ生えるから嫌になり「もうやめ!もーぅやめ!」と思いますが、雑草の勢いで生育の悪い稲を見ると放って置くわけにもいきません。

それにほとんどがコナギという雑草で、「ヤツ」は我々を誘惑するかのようにハート型の葉をしており、油断し野放しにしておくと一株当たり最大一万という種子生産量で、その種子寿命も10年近いものもあるとのことです。
そんな事を考えると腰を曲げずにはいられません。

朝5時開始は涼しいのですが・・・眠いです。
でも今の時間に出来るだけ取らないと、8時ぐらいからジリジリと暑さを感じはじめ作業ペースは極端に落ちていきます。
それに顔を下に向けている為、汗が目に入り「見えん!見えーん!」
時々、腰を伸ばし「イテテッ」
首の裏と背中にガンガン陽が当たり「アチチッ」
各自、独り言が始まります・・・

そんな事言いながら午前の部を終了し、夕方まで体を休め再びスタートし、また黙々と草を取り始めます。
この時間になると早朝同様、ヒグラシの鳴き声だけがこだまします・・・が、疲れ過ぎて癒されません・・・

でもこれを見ると飛びました!


出穂1「そろそろかな」と思っていた田から、所々ですが出始めました。


お待ちしておりました!                



伊藤  
Posted by iiokome at 14:30

2005年08月10日

続・かぼちゃ作り ―赤ちゃんから立派な大人に―

続続・かぼちゃ作り 続続・かぼちゃ作り2






ほら、こんなに大きくなりましたよ、彼らは。
6/25、7/10のブログで紹介した南瓜畑はこの暑さによって、すくすくと育っています。草が生えないように黒いビニールで畑を覆ったので、南瓜のツルが「ジャックと豆の木」のようにぐんぐん伸びているのが、わかっていただけると思います。今の時期はバイオトップ(弊社の農業用の酢)を撒いて、うどんこ病対策をしています。

私自身は最近、出張や取材、新商品発売など、全然田んぼの仕事ができていません。元々たいした仕事もできませんが、蔵人のみんなが暑い中がんばってくれていることに感謝しています。彼らは草取りの日は朝5時に集合し11時まで作業、昼間は仮眠をとって16時から再度作業、というようなスケジュールで動いています。ホンマに大変な作業です。

田んぼが落ち着いたら、またみんなでボーリングと飲みに行きたいと思います。

                         五代目見習い 彰浩  続きを読む
Posted by iiokome at 09:36

2005年08月09日

富士酢で握る鮨 ―GINZA 凛―

凛凛2






念願叶いました。
3年前のオープン時より、富士酢を使っていただいている銀座のお鮨屋さんに行ってきました。カウンターを予約したのですが、19時の来店後わずか30分ほどでカウンターは満席、テーブル席もほぼ満席の状態に。

板長さんは若干31歳。かの銀座久兵衛で修行された後、こちらで板長と店長を兼任されています。「こんなに心配りができる気さくな方が握る鮨なら旨くないわけがない」というような素晴らしい方でした。

さて、鮨はというと…
天然の魚介には、富士酢の味がしっかりとついたシャリが良く合います。私にとっては懐かしいようなほっとするような鮨でした。特に美味しかったのは天然の車海老、穴子、小肌。

車海老は茹でたてを目の前で殻剥きしたもの。プリップリの食感と海老の甘みが口いっぱいに広がります。炙った穴子はツメをぬった甘いものと宮古島の塩で食べる2種類。特に塩の方は柚胡椒がのっており、穴子の甘さが引き立ちます。鮨に柚胡椒、初めての体験でした。

極めつけは小肌。シメ具合が絶妙で思わず写真を撮るのを忘れてしまいました。この写真は再度握ってもらったもの。なんでこんなに絶妙な塩梅になるんやろ?

板長さんの名前が黒須(くろす)さんやから…。ごちそうさまでした。

GINZA 凛 http://r.gnavi.co.jp/g040703/

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 18:11

2005年08月08日

やっと発売しました、はちみつ入り紅芋酢

はちみつ入り紅芋酢「なんで、早く販売しないんだっ!」と一部のお客様から催事でお叱りを受けていた本商品を、本日より発売いたします。

以前より紅芋酢はブログにて芋焼酎との相性がバツグンであることや、黒酢に比較してズバ抜けた機能性(2005年07月12日掲載)を有していることを紹介してきました。ただし、そのままでは飲みにくいため、催事の時ははちみつを入れて水で薄めたものを試飲していただいてました。

新製品を発売するにはパワーが入ります。試作を重ね、ああでもないこうでもないと言いながら味が決まった後はネーミングやラベルデザイン、コピー文の決定が待っています。文字の色合いなども何度も印刷会社とやりとりをしないといけないのです。そんなことをしている間に夏が終わってしまう…。そんな中、やっと発売に漕ぎつけました。

ネットや口コミから美味しそうなもの、美味しいものを出してくれるお店を探すのは大好きですが、「旨いモンをつくって世に送り出す」というのは難しいもんです。

さて、皆さんに気に入っていただけるでしょうか?

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 15:13

2005年08月06日

続・電気柵設置

電柵設置1電柵設置2






大変暑い日が連日続きます。
この日(4日)こちら京都府北部は37.1℃という今年最高気温を記録!
ここ最近は、少しの時間でも暑さから逃れるために早朝5時すぎ(日の出)から作業スタート。

いよいよ出穂間近ということで、我々の田んぼも獣害防止のため電柵の取り付けを行いました。
支柱を畦や土手などに打ち込んでいき、猪などが入れない適度の高さに線をひいていきますが、棚田となれば形も様々たくさんの急斜面もあり結構大変です。
終わるまでに田んぼ周辺を何度もぐるぐる回りますが、この暑さのため我々の頭の中も回りっぱなしでした・・・

でもなんとか設置完了。  宿敵、猪君! いつでもかかって来なさい!

                               伊藤

  
Posted by iiokome at 23:53

驚愕の石垣島完熟マンゴー

マンゴーマンゴー2






やっぱり沖縄はいい!それも石垣島はサイコー。だって、青い海、白い砂、のんびりとした雰囲気…。癒されます、石垣の何もかもに。宮津だって「ド」が2つも3つも付くほどの田舎やないの!と言われても知りません。「癒されっぷり」が全く違います。
とにもかくにも石垣島サイコー!
といっても石垣島に来ているわけではありません。でも、そんな気分になるほどの逸品、石垣島産完熟マンゴー恐るべし。

大学の研究室で一緒だった石垣島の泡盛醸造元 請福酒造の漢那君からいただきました。3月には新しい工場の見学に伺って絶品の石垣牛をご馳走になるなど、とてもお世話になっています。感謝。

では本題のマンゴーですが、まずはこの「いかにも南国!」といった感じの鮮やかな色に期待が膨らみます。はやる気持ちを抑えて冷蔵庫で十分に冷やしてから、魚の三枚下ろしのように縦3つに切り分けます。真ん中には大きな種があるので、これはあとからしゃぶって食すように置いておきます。

続いて、皮を一枚残すような深さのさいの目状にナイフを入れていきます。その度に甘く、そしてエキゾチックな香りが充満します。この時点で「辺り一面にはハイビスカスが咲き乱れる」ような南国の情緒が漂います。

最後に皮の方から指で押し込んでやると、見事に黄金色に輝く果肉がゴジラの背中のように隆起してきます。そして、それぞれの突起部分からはテカテカとした果汁がしたたり落ちてきます。うーん、もう待てません。では、早速ひとくち。

・・・

う、う・ま・ぁ・い。
ホンマにホンマにうまぁい。これまで食べたマンゴーはマンゴーにあらず。多分、樹の上で完熟させた後すぐに出荷しているからこれほどの甘みを感じるのでしょう。いやー、それよりもなによりも、これまで食べた果物の中のベスト3に入るほどの感動を味わいました。待てよ、ベスト3のうち他の2つについての記憶がないことを考えるとベスト1かも知れません。うん、絶対一番!

漢那君、思い出に残る30歳の夏をありがとう。この夏を忘れない…

                         五代目見習い 彰浩  続きを読む
Posted by iiokome at 14:57

2005年08月05日

就農塾 ―オリエンテーション―

就農塾8月3日の夜、就農塾のオリエンテーションに出席してきました。

就農塾とは、ある農業生産主体によって、「栽培技術・経営技術の体系化を行い、新規就農・就職希望者に伝達する」ことを目的として設立されました。その第一期生として私も毎週水曜日に上京し2時間の講義を受けることになりました。

とはいっても、私自身は就農を目的としているわけではなく、「契約農家の方々のサポート」のために農業経営に関する知識を身につけることが目的です。

オリエンテーションの中で、一人2分程度の自己紹介の時間があったのですが、25名の受講者のプロフィールや受講動機はまさにバラバラでした。スーパーの青果担当者、企業コンサルタント・非常勤講師兼漫画の原作者…。「食に関心があるから」、と言う人もいれば、「儲かりそうだから」と言う人も…。そのようなことをズバッとおっしゃった方はやはり大阪の方でした。サスガでございます。

どんな講義になるのかわかりませんが、かなり期待しています。学んだことは蔵人や契約農家の方々にも共有していきたいと考えています。

就農塾 http://www.shunoujuku.jp/

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 15:20

2005年08月04日

ぼちぼちお願いします!

幼穂1幼穂2






田植え後、二ヶ月半が過ぎました。

無農薬栽培で一番の問題点は雑草ですが、毎年草取りには時間と労力を費やしてしまいます。
それに取っても取ってもしばらくするとまた生えてきて・・・まさにイタチごっこです。

今年も例外ではありませんが、そんな中でも順調に生育している稲もあり出穂の目安になる幼穂(穂の赤ちゃん)を見てみたところ長さは19センチでした。
・・・まずまずといったところでしょうか。

お盆ぐらいには稲穂が拝見できるかな?

                                        伊藤  
Posted by iiokome at 23:35

The dancyu shop 伊勢丹新宿店B1フロア

伊勢丹伊勢丹2






食の雑誌『dancyu』の6月号 伊勢丹新宿店ページに掲載していただいたことから、現在も地下1階の加工食品売場のレジ前に富士酢製品を置いていただいています。特に「紅芋酢 500ml」はココ以外で買える場所がないこともあり、リピート購入してくださるお客様がいらっしゃる、とのこと。

今回の出張では、お取引先様に挨拶を兼ねた商談に伺いました。また「就農塾」というセミナーのオリエンテーションにも出席してきました。日本の農業に大きな危機感を抱く講師の方々から、農業経営や農産物作りのノウハウについて、毎週水曜日に講義を受けます。詳しくは後日改めて報告します。

土曜日から東京に出張しておりましたが、ホテル内でLAN接続がうまくいかなかったこともあり、ブログの更新ができませんでした。今日からまた更新していきます。

                            五代目見習い 彰浩  
Posted by iiokome at 17:34