マンゴーマンゴー2






やっぱり沖縄はいい!それも石垣島はサイコー。だって、青い海、白い砂、のんびりとした雰囲気…。癒されます、石垣の何もかもに。宮津だって「ド」が2つも3つも付くほどの田舎やないの!と言われても知りません。「癒されっぷり」が全く違います。
とにもかくにも石垣島サイコー!
といっても石垣島に来ているわけではありません。でも、そんな気分になるほどの逸品、石垣島産完熟マンゴー恐るべし。

大学の研究室で一緒だった石垣島の泡盛醸造元 請福酒造の漢那君からいただきました。3月には新しい工場の見学に伺って絶品の石垣牛をご馳走になるなど、とてもお世話になっています。感謝。

では本題のマンゴーですが、まずはこの「いかにも南国!」といった感じの鮮やかな色に期待が膨らみます。はやる気持ちを抑えて冷蔵庫で十分に冷やしてから、魚の三枚下ろしのように縦3つに切り分けます。真ん中には大きな種があるので、これはあとからしゃぶって食すように置いておきます。

続いて、皮を一枚残すような深さのさいの目状にナイフを入れていきます。その度に甘く、そしてエキゾチックな香りが充満します。この時点で「辺り一面にはハイビスカスが咲き乱れる」ような南国の情緒が漂います。

最後に皮の方から指で押し込んでやると、見事に黄金色に輝く果肉がゴジラの背中のように隆起してきます。そして、それぞれの突起部分からはテカテカとした果汁がしたたり落ちてきます。うーん、もう待てません。では、早速ひとくち。

・・・

う、う・ま・ぁ・い。
ホンマにホンマにうまぁい。これまで食べたマンゴーはマンゴーにあらず。多分、樹の上で完熟させた後すぐに出荷しているからこれほどの甘みを感じるのでしょう。いやー、それよりもなによりも、これまで食べた果物の中のベスト3に入るほどの感動を味わいました。待てよ、ベスト3のうち他の2つについての記憶がないことを考えるとベスト1かも知れません。うん、絶対一番!

漢那君、思い出に残る30歳の夏をありがとう。この夏を忘れない…

                         五代目見習い 彰浩
請福酒造 http://www.seifuku.co.jp/

八重山諸島で知らない人はいないという泡盛蔵。昔ながらの蒸留器を復活させたり(直火請福)、ノンブレンドの泡盛(ひとときのちゅら)や岩手県産のお米から造った泡盛(南雪)…、たくさんのストーりーのある個性的なお酒を造っておられます。

ちなみに「請福ファンシー」は花粉症に効くという消費財メーカーの実験データが口コミで広がり、楽天市場の焼酎・泡盛部門で4ヶ月にもわたって1位を獲得し続けました。漢那君自身は、「花粉症に効くかどうかはわからんけど。」とあくまで旨い泡盛として買ってもらいたい、という気持ちが強いようですが。

蔵の2階には昔ながらの仕込み道具等が見学できる資料館になっています。もちろん、古酒など様々な泡盛が酔っ払うまで試飲できます。ぜひ一度お立ち寄りください。