五百万石こしひかり






我々が栽培している棚田より、まだ高い位置に契約農家さん達の棚田があります。
高ければ高いほど稲作は難しくなります。
気象条件、水温、獣害、機械の運搬などなど・・・しかし弊社の原料になるお米の為に毎年良質のものを作って頂いております。

今年もいよいよ収穫期に入り棚田一面に黄金色が増して来ました。
左の写真は五百万石という酒米で、右の写真はこしひかりです。
五百万石は早稲のため、3日前に刈り取りをされました(写真は10日前に撮影)
こしひかりの方は来週ぐらいからボチボチのようです。(写真は今日撮影)
毎年、刈り取り検査が終われば弊社の酒蔵に運び込まれます。

それにしても最高です! これを絶景と言わずして何と言おう!って感じです。
特にこの時期に見学に来られたお客さん(特に女性の方)は必ず顔に手を当てて「うわー!すごーいきれい!」って言われます。

もう私にはお見通しです!

でもほんと映画やドラマの舞台とは言いませんが、せめて1シーンにでも使って頂きたいような眺めです。
その時は農民Aという役で出演させて頂ければ、これまた最高かと?!考えております。
                            伊藤




五百万石はこしひかりなどの飯米に比べ肥料を多く必要としますが、倒伏に強く病気(いもち、紋枯れなど)にもかかり難い品種です。
ですから契約農家さんの中でも、こしひかりなどを栽培し病気がよく出た、生育の遅いなどの田は翌年から五百万石の栽培に変えられる方もおられます。