≪世屋地区の雪景色≫
先日の大雪により蔵の周辺も30センチほどの雪が積もりました。平地でそれだけ降ったのですから、棚田のある標高400mの場所は、と大体の予想はしていたのですが…。
弊社社長をはじめ、蔵人8人と近所に住む「NPO法人 里山ネットワーク世屋」の会員の方、総勢12名が活動拠点である「ぶーたん」を雪から守るために立ち上がりましたーっ!(ここで『かぜのなかのすーばるぅー…』とプロジェクトXのテーマソングが流れる)
というより、毎年、この地域では雪の重みで家がつぶれるのを防ぐため、「雪囲い」という作業をします。近年、12月はそれほど大雪にはならないことから気楽に考えていたのですが、すでに1.5mもの雪が積もっていました。甘かったー。
まずは何から始めるか、と。
≪雪掻きの様子≫
とりあえず、家の周りの雪を除く作業から。壁の3面に窓や縁側などのガラス戸があるので、マイスコップを武器に、みんなで雪を掻き出すのでした。
≪雪掻き後の様子≫
1時間半ほど格闘した結果、こんな感じにすっきりと家の壁が現れました。家の中から写真を撮ってみると、なるほど雪国のようであります。
この辺で一旦休憩。寒い中、自然冷却によってキンキンに冷えたビールで乾杯。一度休んでしまうと一気にやる気がなくなってしまうもんです。そんなこと言いながらもやるしかないわけで…。
≪ガラス戸にコンパネを打ちつける≫
ホームセンターで購入したコンパネ15枚を打ち付けます。玄関の前は木を組んでからコンパネを立てかけていきます。こんなときのみんなはいつになく頼もしいもので…。各自、何気に楽しみながらやっているようで、思いのほか作業は進んでいくのでした。
≪完成!≫
作業開始から3時間、厳しい冬を持ちこたえるための作業が終わりました。普通はこのような作業を家族で行います。やっぱり雪深い地域での生活は大変やなー、と身に沁みて感じるのでした。もっとも、雪が降る前にチャッチャと済ませるものなのですが。
ホンマは今日、もっと大勢でこの雪囲い作業をした後、寒ブリと弊社の『富士ゆずぽん酢』を使ったブリしゃぶでNPO法人の忘年会をする予定でしたが、京都市内からの理事、会員さんの移動が困難とのことから中止に。今年、世屋に来るのは今日が最後になりそうですが、この家には来年も農作業の休憩所としてもお世話になります。無事、この冬を乗り越えてくれることを願って…。
五代目見習い 彰浩