≪酒蔵の見学≫
12日(日)13日(月)の2日間、すごいメンバーが蔵見学に。ホンマにすごい濃い皆さんがお越しくださいました。
・やまけんさん
・2004年バーテンダー日本チャンピオンの水澤さん
・『日本橋ぼんぼり京橋店』からは小池シェフと池田店長
・純米酒伝道師の工藤さん
・京都の焼肉屋『いちなん』店主であり燻製職人?の孫さん
など、総勢10名が。
もちろん、最初は酒蔵で『富士酢』の原料となる醪(もろみ)造りを。杜氏の藤本の説明に、「まるっきり酒屋だねぇ。」とか。藤本や今井のがんばりのお陰で、順調に進んでいます、まるで酒屋のように。
でも、ここからは飯尾醸造でしか見ることのできない場所、酢蔵へ移動。
≪紅芋酢の仕込みタンク≫
はしごを登ると、2月8日に菌膜を浮かべたばかりの紅芋酢のタンク。
≪鮮やかな紅色の酢酸菌膜≫
この色が見られるのはウチだけです。みんな、びっくりしてくれました。やまけんさんも写真撮りまくり!
お次は・・・。
≪木村さんのりんごで≫
青森の木村秋則さんが作られた無農薬無肥料栽培の、伝説のりんご(今回はフジ)を使った『にごり林檎酢』の仕込み。今回、約2トンを分けていただきました。木村さん、本当にありがとうございました。
≪ヘタをとりつつ洗浄≫
木村さんのりんごには農薬もワックスもかかっていないので安全安心。農薬だらけのデンジャラスりんごとは大違い。
≪ミキサーで摩り下ろし≫
今日は米作りリーダーの伊藤が。特注のミキサーでりんご丸ごと摩り下ろし。これをスローで。
≪すごいスピードで≫
はっきり言って、ちゃんと撮ることができない速さ。それでも4時間以上かかりました。
≪まさに摩り下ろしりんご≫
カゼひいた人、何人でも食べておくれ!っていうくらい、すごい量。これに酵母を加えて。もちろん、ちゃんと摩り下ろしりんごの酒母も用意してます。
この現場を見てもらえてよかった。りんごも紅芋も仕込みのチャンスは年に1、2度。信じられないほどの絶妙のタイミングのようですが、実はきちんと計画されていたのでした。
と取材はここまで。でも、その後の食事でもこんな感じ。
≪食べるときも写真を≫
やっぱり撮ってます。ガンガン食べながらパシャパシャ撮る、相変わらず忙しい人なのでした。あんまり写真撮るのもミーハーかと思って、私はほとんど撮りませんでした。だから、参加してくださった皆さんの写真はなし。
来てくださった方全員が酢の蔵は初めてだったようです。私にとって、とても充実した2日間でした。今度は春〜秋の間、棚田に来てもらおう、と計画中。
五代目見習い 彰浩
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でも、酒蔵と酢蔵の2箇所の設備を持ち、こんな風に造っているお酢屋は数えるほどしかありません。だからこそ、皆さんに実際に現場を見ていただきたい。そして安心して使っていただきたい。
っていうことから、ブログを始めたのでした。
近々、錦糸町にお店を開店されるという・・・。
<a href="http://blog.goo.ne.jp/komiyuwazannka/e/8fc83f1335e5d63534468f162e4af2b9">知人のブログ</a>に「居酒屋ができるまで」というレポートで登場されています。
(・・・って、もし別人でしたらごめんなさい)
工藤さんのこと、ご存知ですか? 確かに3月末か4月にお店を出されます。やまけんさん経由で知り合って、仲良くさせていただいてます。そして、ブログも拝見させていただきましたが、カンザワさんとは以前、発酵リンク大会でご挨拶させていただいています。
今度のお店ではカウンターの中で温度管理の行き届いた熱燗が飲めるようですよ。ぜひ東京に行かれるときに足を運んでみてください。
ありがとうございました。
カンザワさんともお知り合いだったんですね。
真っ当な食品やお酒を通して、人のつながりがひろがってきて、楽しい限りです。