田んぼでカブトエビが脱皮する瞬間を激写!
弊社社長の日課はカブトエビの観察。日記をつけるところまではしていませんが、それに近いほどののめり込み様です。
数年前、栃木県の高橋さんの田んぼで行われているカブトエビ農法を視察してから、無農薬栽培の理想像のひとつとして、毎年カブトエビの繁殖を夢見てきました。
学研が発売している本の付録、カブトエビ観察キットをいくつも買って、卵をふ化させたり、高橋さんの田んぼの土を1トン購入したり、と。
今年はそれだけではなく、実際に蔵のそばの田んぼで飼育?を始めたのでした。
≪カブトエビの飼育場?≫
このように、田んぼの一部を囲い込み、ふ化した小さなカブトエビを放していました。はっきりいって、私自身は全く興味をもっておらず、「また、子どもみたいなことをして」と呆れていました。
それがなんと、かなりの大きさにまで成長したのでした。
では、なぜ、社長がそれほどまでにカブトエビのこだわるのか。それは、米作りをする人にとって、3つのメリットがあるからです。
1)雑草が生えない
カブトエビは草を食べてくれるだけでなく、何本もの足で水中をかき回すことにより日光を遮断し、草の生育を抑えてくれます。
2)米の収量が増える
彼らは1ヶ月半ほどで死んでしまうのですが、それまでに10回ほど脱皮を繰り返します。そのときの脱殻の主成分はキチンキトサンといい、肥料のような働きをします。
3)食味がよくなる
これもキチンキトサンのおかげでしょうか。
≪脱皮前≫
ちょっとわかりづらいですが、写真中央にいます。この直後に・・・
≪脱皮する瞬間≫
体を曲げたり伸ばしたり、もがきながら半分だけ、殻を破ったところ。色の違いがわかりますか?
≪脱け殻≫
そのまんまの形が残っています。
≪脱皮直後≫
いわゆるソフトシェル。脱皮直後の彼はあざやかな紅色をしています。写真は一生懸命に砂をかき回しているところ。
カブトエビは死ぬまでに1000〜2000もの卵を産みます。その卵が来年ふ化し・・・、という具合にどんどん増えていけば、
この日本の水田から除草剤がなくなる
というのが社長の口癖です。実際にこの話を聴かれた(何回も聴かされた?)方も多いのでは? カブトエビ農法の未来やいかに。そして、社長はカブトエビのトップブリーダーになれるのか? 乞うご期待。
五代目見習い 彰浩
Posted by iiokome at 22:03
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私も滋賀の田んぼで、先週から田植えをようやく開始しております。
(昨日ようやく全部の代かきを終えました・・・)
除草剤も、農薬も、化学肥料も一切使わない米づくり。今年1年、先輩の農家さんについて毎日しっかり働いています。
田んぼの見回りをする時に、じっと中の様子を覗き込んでいるのですが、カブトエビはまだ見かけません。
彼等は、いったいどこから田んぼにやって来るのでしょうか?
周囲はすでに1ヶ月前に田植えが済み、青々と稲が育っています。青すぎるくらい。
水も浅い水位で、土が見えていますが、草はほとんど生えていません。
・・・こんなに違うものかと、驚くばかりです。
マック次郎様
カブトエビはどの田んぼにもいる、というわけではないようです。社長が卵が入っているであろう土を分けてもらったのですが、実際にふ化したのはほんの一部でした。また、豊年エビのいる田んぼにはカブトエビがいる可能性が高いと思います。
それから、周辺の田んぼに雑草がないということは不耕起農法をされているのでしょうか。
お互い、無事に収穫を迎えられることを祈っています。
>それから、周辺の田んぼに雑草がないということは不耕起農法をされているのでしょうか。
いえ・・・周囲は、まったく別の方がされていて、普通に慣行農法でされています。
雑草がないのは・・・稲が青々としているのは・・・おわかりですよね。
不耕起農法は、私は詳しい内容は知りませんが、近く(といっても車で20分くらいですが)に実践されている方がいらっしゃいます。春先に見学させていただきましたが、そこの田んぼだけ深い水位で水が溜められていました。
今日、ようやく全部(11枚)の田んぼの田植えを終えることができました。
明日から、田廻りの日々です。