以前ご紹介した米ヌカペレットを使った試験と並行して、弊社で出来た酢のオリ(長期の発酵と熟成時に出来る沈殿物)を使った抑草実験を行っています。
まず 同じ田んぼの土と水を二つの入れ物に均等に分け、よく混ぜて土の粒子を細かくします(代かきした状態と同じように)
その後、片方だけにオリを入れてみます。
もちろん濃度や量で効果は変わってきます(今回はこの表面積に対して50〜100cc・・・適当)
《二週間後》
まず、オリを入れた方を見てみると・・・カメラを通しては少し見にくいですが、何も生えていません!
肉眼でははっきりと確認出来ました。
ところが、オリを入れていない方はと言いますと・・・この通り、コナギやヒエなどが生えております。
やはり効果はあるようです!
じゃ〜、生えてしまった雑草にはどうなのでしょう?
まず、多年生雑草のオモダカです。
上からオリをかけてみましょう。
《翌日》
水面からシャキーンと言わんばかりに伸びていたのが見事に枯れてしまっております。この一週間後には土中にほぼ埋まってしまってました。
それでは酸性に強い稲には・・・オモダカにかけた倍のオリをぶっかけてみましょう。
枯れるとすれば2、3日あればわかるはずですが・・・
なんと、もう一ヶ月近くになりますが枯れる気配なしです!
実験は続きます。今度は農家さんの間では通称「ウシの毛」と言われる、この芝生のような雑草。
この草も田んぼ中に はびこると稲の生育を妨げる強害な雑草、なんとかせねばなりません。
一目瞭然! 鰹ふりかけと海苔ふりかけみたいになってしまいました!
う〜ん、ただ稲も少し黄色くなったように見えます・・・
最後に水面下に生えている雑草にはというと・・・
翌日見ると葉先が枯れたように見えます・・・が、水中なのでオリの濃度が薄くなるのと量が少ないせいか思ったより効果は低く、しばらくすれば色が戻り復活してるのです・・・しぶとい!
ここまでの実験結果としては はっきりと効果があるようですが、オリの濃度をどの程度まで薄めて、どれだけの量を流し込めば良いのかが問題になります。
それと稲が酸性を好むとか強いと言われても限度があり、土壌PH4.5で生育はストップ、3で枯れてしまうとの事です・・・また田んぼにいる生き物の生態系も崩れかねません。
それらを考えるとまだまだ研究課題は残ります。
米作り担当 伊藤
Posted by iiokome at 23:49
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お酢で抑草対策-1【植物活性剤ソイヤで大地に緑を!】at 2008年01月31日 12:34