今日の棚田です。
酢作りの合間を見ながら社員6名で早朝から草刈り開始。
畦を刈るのはわけないのですが、土手の部分は大変です。長い時間行えば足腰が痛くなってきますし、日差しが強く 無風状態になれば、疲れも倍増し放心状態になります・・・
ホント棚田は美しい分だけ、手入れも大変です。
さてさて、この前 手植えして頂いた田んぼの生育は素晴らしく順調です!と書かせて頂きましたが、少し雲行きが怪しくなって来ました・・・
私どもの棚田にも、いもち病が発生してきたのです・・・
原因としては・・・まず今年は例年に比べ低温、日照不足が続きました。
その為、私どものような夜露の多い山間部の棚田では葉面に水滴が長く残ります。
いもち菌は糸状のカビで種籾や稲ワラに潜んでおり、稲の葉に濡れや水滴が10時間以上あれば、いもち菌が侵入してきます。
そして約一週間で病斑という、まだら模様が所々出てきます。
その病斑上に胞子を作り(一晩で5万個とか・・・)風で飛散し、他の稲の葉に付着して気温20〜25℃の雲雨天が続くと一気に出てくると言われています。
それに稲の色が青過ぎました・・・という事は窒素分が多い・・・という事は外敵からによる抵抗力も弱いという事です。
また手植えした田んぼはホントに生育が良く・・・良過ぎました・・・
見ていても隙間が少ないのです。
その為に風通しが悪く、雨や夜露などの水滴が稲の葉から なかなか無くなりません・・・
これらが いもち病発生の原因でしょう。
これは畔の草です。飛散して来た胞子が付着し感染したものです。
これを見ると稲の被害の方が、まだマシに見えます!
本来、稲は珪化細胞というものを中に持っていて外敵から身を守るようにしているらしく、それがこの差に現れているのでしょうか・・・
昨年までは欠株は多いわ、あまり生育も良くないわ、でスカスカ!抜群の風通しでした・・・
これぞ、怪我の功名というやつでしょう! いもち病など目に付きませんでした。
とにかくこれ以上の被害拡大は何とか防ぎたいものです!
昨年もご紹介した弊社の農業用黒酢『バイオトップ』を散布します。
しかし、一度発生した いもち病を治す事は無理です・・・被害の進行を抑える為に通常より希釈を濃いめにして散布しました。
この作業を天候を見ながら何回か続けます。
いや〜!本当に大変です! 無農薬ですから!
契約農家さんの田んぼも今年は、このいもち病とイネミズゾウムシ、ドロオイムシの被害にかなり頭を痛めておられます。
害虫に食害されるのを見越して田植え時は少し多めに植え付けるのですが、年によっては これが裏目に出ていもち病などの原因の一つにもなります。
一つ一つの田んぼによって土質や土壌成分も違いますし、その年の天候、また苗の出来、いろいろあります。それらを考えると、百姓を40年も50年もやっておられる方が「わからん!難しい!」って言われるのが少し解る様な気がします。
米作り担当 伊藤
Posted by iiokome at 22:30
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