≪五山送り火≫
生まれて初めて、京都の五山送り火を観ました。知り合いの方が宿泊されている、京都ホテルの最上階、唯一全ての山が見える部屋にお邪魔しました。
護摩木が燃え尽きると共に京都の夏も終わりを告げます。そんなしみじみとした時間を過ごさせていただきました。
翌日は祇園のお店『祇園 一路』へ。ここは以前、天橋立の旅館『対橋楼』で料理長をされていた宮野さんが昨年末に独立されたお店。期待を胸に、初めて伺いました。
≪汲み上げ湯葉≫
≪新サンマとタマネギの煮物≫
≪鱧の押し寿司と赤ずいき≫
送り火の翌日ということもあって、夏から秋への季節の変わり目を感じさせてくれる料理。
≪刺身≫
雲丹は北海道のもの。最近はミョウバン水に漬けたものではなく、海水と共に瓶に詰めたものが入ってくるそうです。そのためかどうかわかりませんが、変な苦味がなく、自然な甘みを楽しませてもらいました。
≪枝豆とトウモロコシ≫
枝豆は固めに茹でた後、炭火で炙ってくれるので香ばしくさがいい感じ。トウモロコシの素揚げも甘みいっぱい。「味来」という、甘みが最も強い品種を使い、収穫後すぐに茹でる事で甘みがなくなることを防ぐそうです。
確かにアスパラや白菜なども横に寝かせて保管していると、彼らのエネルギー消費量が大きくなるため、結果として甘みが薄れてしまうのと同じですね。
≪甘鯛の一夜干し≫
京都では「ぐじ」と呼びます。若狭湾で捕れたものを一塩して、京都へ運んだとか。酒を振りながら炭火で炙ってあるので、しっとりふっくら。
≪菜っ葉のおひたし≫
≪ニシンなす≫
秋を感じさせてくれるお皿。これ、一番のお気に入りでした。一度素揚げしたナスにニシンの旨味がしゅんでいます(京都は味がしみていることを「しゅんでる」と言います)。
≪冬瓜と南瓜の炊き合わせ≫
なぜ、夏に収穫するのに冬瓜っていうかご存知ですか? 冬まで保存できるからだそうです。
≪もずく≫
もちろん、『純米 富士酢』を使ってくださっています。出汁で割った富士酢の酸味に、赤いクコの実の甘みを加えてあります。
≪稲庭うどん≫
≪地図≫
たった6人でいっぱいになるカウンターだけの、ホンマにこじんまりとしたお店です。だからこそ、ご主人からじっくりと料理のことをお聞きできます。料理のみで5、6千円だったと思います。
ぜひ京都にお越しの際はお立ち寄りください。お昼も4人程度であれば営業してくださるようです。いずれにしても予約していただいたほうが確実。
宮津を始めとした丹後の食材をふんだんに使って丁寧に仕込まれた料理をゆったりと味わってください。自信を持っておススメします。
五代目見習い 彰浩
祇園 一路(いちろ)
〒605-0073 京都市東山区祇園会館西入二筋目上ル 第二雅ビル1F
TEL&FAX 075-531-2558
Posted by iiokome at 12:03
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