昨晩、東京出張から戻ってきました。今回もいろんな方との出会いあり、美味いモンありで充実した出張でした。早く写真と共にアップしたいのですが、私のノートパソコンを修理に出しているため、もう少々お待ち下さい。

さて、表題の件ですが、実は今年の1月から瓶詰めしている『純米 富士酢』のラベルには日本農林規格(JAS)マークがなくなっています。その理由について、ご報告いたします。

【理由】
食酢に関する基準レベルが低すぎることから、‐暖饉圓酢を選ぶ際の参考にならない ∧声劼良兵舛鯤歉擇垢襪燭瓩離帖璽襪砲覆辰討い覆ぁ△塙佑┐討い襪ら。

米酢を例にとって、ご説明します。

米酢の定義・・・(簡単に言うと)酢 1リットルあたり、40g以上の米を使用していること。

しかし、米だけで酢を造る(純米酢)場合、最低120gの米が必要です。つまり、JASの定義では必要とされる原料の1/3しか米を使わなくても、「米酢」と表示できるのです。そのために米の他に醸造アルコールを添加しています。この基準は戦後の食糧不足の時代に最低限の品質を保証する目的で施行されたものであり、今となっては時代に則していないのです。さらに、今後もこの基準が大きく変わることはないだろうと感じています。なぜなら、大手メーカーへのお伺い後に決定されるから。また、現在、流通している商品が販売できなくなることを避けた基準であるように感じられます。本来は消費者のためであった基準も、いつの間にか作る側を向いた基準になっています。

このブログで何度かお伝えしていますが、この国では、「消費者が正しい知識をもっていないと、まともな食材を手に入れることはできない」のです。

これからもこのブログを通じて、(数少ない)日本のまともな食材をご紹介していきたいと考えております。まともな食材の生産者はほとんどの場合、弱者であり、日本の品質基準に関してさまざまなジレンマを抱えています。私個人としては生産者という以外に、数少ないホンモノに触れる機会の多い消費者の一人として、皆様にご紹介したいと考えております。

                       五代目見習い 彰浩