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≪軽トラ集結≫

普段、こんなに大量の軽トラを見ることはありませんが、今朝、蔵の駐車場に10数台もの車が集まりました。今日は、農薬を使わずに米を作るために使う再生紙マルチ資材を農家さんに配布する日。

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≪運搬≫

ウチのメカニックであり瓶詰めの責任者の山添が、フォークリフトで農家さんの軽トラに再生紙を積んでいきます。大きな体のわりに職人気質なのか、数センチ単位の細かい仕事もビシッと仕上げます。

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≪再生紙マルチ≫

このロールを専用の田植え機にセットし、じゅうたんのように田んぼに敷き詰めながら苗を植えていきます。この農法は、平成5年に京都府で初めて弊社が使用して以来、ずっと農家さんの作業負担の軽減のために使っています。去年もこんな風に。

ただ、弊社のみんなが作業する田んぼは大型の機械が入らない、いびつで小さな田んぼがほとんどですので、

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≪手植え≫

こんな田植えになってしまいます。普通に手植えをするのに比べて倍以上の労力と時間がかかりますが、夏以降の草取りの手間を考えると田植えをしっかりとする方がいいんです。

今年も米作りの責任者の伊藤が5月19日(土)に田植え体験会を企画しています。詳細は火曜日のブログに掲載します。

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≪農家さんと≫

伊藤の仕事は田んぼを管理することの他に、20軒以上もの農家さんと日ごろからコミュニケーションをとることで全戸がきちんと収穫できるサポートをすること。他にも、資材の発注やら新しい農法の啓蒙やらなんやらで、プレーヤーであると同時にマネジャーとしての仕事もしています。本人の人柄のお陰で農家さんとの関係も良好のようで、安心してまかせられます。

来週末はいよいよ田植え前の草刈り。新しい上等の長靴を買ったので、それを履くのがすごく楽しみです。

2年前、私が飯尾醸造に入社して初めて草刈りに言ったときのこと。ボール遊びが大好きな私は棚田にサッカーボールを持参し、休憩時間や昼休みに蔵のみんなで田んぼサッカー大会をしました、もちろん長靴で。一番年下の私にとっては楽しい時間でしたが、みんなにとっては草刈りで疲れた体をさらに酷使しないといけない時間。全然、休憩ちゃうやん! 今となっては申し訳なかったなぁ、と。今年はバットとグローブで野球でもするか? サッカーに比べたら楽でしょ?

                         五代目見習い 彰浩