フードマエストロの第一期生の有志の皆さんとスタッフの方々と総勢8名で。第一期生の皆さんはさすがというべき食の猛者達(というと失礼ですね)。食の仕事をされている方や趣味というか知見を広げるために通われた方、またフードマエストロという認証資格を活かしてひとつ上のステージで仕事を始められた方。いろんな方がいらっしゃるのですが、今回は「美味いもんで腹と心を満たす」ために集結したわけで。
シェフの重さんも事前にやまけんさんと連絡をとって、料理内容の相談をしてくれていたそうな。気を使っていただいて恐縮です。
≪レバーペーストと豚のリエット≫
2種類のペーストをお店で焼いたあったかいパンにつけて。両方とも美味いんですが、レバーペーストはやみつきになる味。こっそりジャムの瓶なんかに詰めて持って帰りたいと考えたのは私だけじゃないはず。
ただしボリュームたっぷりのこのコース、ここでパンを食べ過ぎると後の皿を食べられなくなります。そのため、美味しいパンもカリカリの耳の部分だけ剥ぎ取って食べる。これがアルキメーデをより愉しむための第一の法則(マナー違反?)。
≪丸いズッキーニのズッパ≫
スープ。ズッキーニの甘みに更なる甘みを付与しているのがコーン。これらの野菜は全て長島勝美さんがドイツ人の奥さんと作ってます。丸いズッキーニ、初めて見ましたが、なるほどカボチャ科の野菜であることがよくわかる形状でした。このズッパには旬の野菜が使われますので、ニンジンだったり、ナスだったり、行ってからのお楽しみなのです。
野菜の甘みの強弱は種類によって変わります。例えば、コーンなら鮮度、芋類等のデンプン質の野菜なら熱のかけ方(低温の時間帯を長く保つ)。シェフはこれらを経験則で最適化するのだからすごい。このズッパもやさしい甘みと濃縮された旨味たっぷりでパンの耳につけて楽しませてもらいました。
≪前菜6種盛≫
二人分ずつグラタン皿に盛られてくるので、対面の人ときっちり分けます。キノコや魚介のマリネ、カポナータ、米のサラダなど、野菜中心でトマトや酢の酸味がうまく効かせてあります。このお皿が胃酸の分泌を促す目的だとすれば、皆さん、すでに術中にはまっています。早く次のが食べたい、もっともっと食べたい、と。
でも、まだまだ前菜の旅は続くのでした。
≪ヒコイワシの酢漬け≫
≪サルシッチャを乗せたズッキーニのグリル アラビアータソース≫
適当に料理の名前をつけました。なんとなくこんな感じ。これもバツグンに美味し。
≪水ナスのカツレツ≫
熱々のサクサク、ジューシーな肉汁ならぬナス汁。うまうま。
≪残りの前菜≫
茹で豚やら、つくねのようなのやら、レバーやら。これでやっとアンティパスト終了。やっとプリモピアットへ。
≪タリオリーニ 短角牛のミートソース≫
これもよかったのですが、唯一写真を撮り忘れたペスカトーレ、これがびっくりするほど美味い。前にも食べたことはあるのですが、やっぱりびっくりするほど美味い。
魚(イノシン酸)、貝(コハク酸)、トマト(グルタミン酸)の相乗効果によって数倍にも膨れ上がった旨味はリングイネの表面から内部に浸透。これだけでお腹いっぱいにしてみたい。もし、アルキメーデでランチ営業があるとしたら必ずペスカトーレの大盛を頼むと誓ったのでした。パスタは4、5種類から2種類選べるのですが、ペスカトーレは必食です。
そして、大ボス、セコンドピアット(メイン)。
≪カレイのアクアパッツア≫
魚を頼んだのは私一人だけ。他の方は皆さん肉・肉・肉。鴨やら豚やら短角牛やら。ホンマに日本人女性?というくらい立派な食べっぷり飲みっぷりに脱帽!
それはそうと、しっとりとした白身のやさしい旨味、トマトの酸味は大仕事を終えた私の胃の中へ素直に進んでいってくれました。完食。
≪ドルチェ≫
文句なしに美味しゅうございました。
渋谷からひと駅、神泉駅から徒歩30秒という立地で、この内容でコース6,000円。重さん、ホンマに大丈夫?と心配してしまいます。それと同時に完食された皆さんの普段の食生活にも大きな興味を覚えたのでした。って、ホンマに失礼。
重さん、ごちそうさまでした。
アルキメーデ(東京・神泉)
東京都渋谷区神泉町2-8 1F
電話:03-5489-6850
営業時間:18:00〜22:00(L.O.)/日、月(第1)定休
五代目見習い 彰浩
シェフの重さんも事前にやまけんさんと連絡をとって、料理内容の相談をしてくれていたそうな。気を使っていただいて恐縮です。
≪レバーペーストと豚のリエット≫
2種類のペーストをお店で焼いたあったかいパンにつけて。両方とも美味いんですが、レバーペーストはやみつきになる味。こっそりジャムの瓶なんかに詰めて持って帰りたいと考えたのは私だけじゃないはず。
ただしボリュームたっぷりのこのコース、ここでパンを食べ過ぎると後の皿を食べられなくなります。そのため、美味しいパンもカリカリの耳の部分だけ剥ぎ取って食べる。これがアルキメーデをより愉しむための第一の法則(マナー違反?)。
≪丸いズッキーニのズッパ≫
スープ。ズッキーニの甘みに更なる甘みを付与しているのがコーン。これらの野菜は全て長島勝美さんがドイツ人の奥さんと作ってます。丸いズッキーニ、初めて見ましたが、なるほどカボチャ科の野菜であることがよくわかる形状でした。このズッパには旬の野菜が使われますので、ニンジンだったり、ナスだったり、行ってからのお楽しみなのです。
野菜の甘みの強弱は種類によって変わります。例えば、コーンなら鮮度、芋類等のデンプン質の野菜なら熱のかけ方(低温の時間帯を長く保つ)。シェフはこれらを経験則で最適化するのだからすごい。このズッパもやさしい甘みと濃縮された旨味たっぷりでパンの耳につけて楽しませてもらいました。
≪前菜6種盛≫
二人分ずつグラタン皿に盛られてくるので、対面の人ときっちり分けます。キノコや魚介のマリネ、カポナータ、米のサラダなど、野菜中心でトマトや酢の酸味がうまく効かせてあります。このお皿が胃酸の分泌を促す目的だとすれば、皆さん、すでに術中にはまっています。早く次のが食べたい、もっともっと食べたい、と。
でも、まだまだ前菜の旅は続くのでした。
≪ヒコイワシの酢漬け≫
≪サルシッチャを乗せたズッキーニのグリル アラビアータソース≫
適当に料理の名前をつけました。なんとなくこんな感じ。これもバツグンに美味し。
≪水ナスのカツレツ≫
熱々のサクサク、ジューシーな肉汁ならぬナス汁。うまうま。
≪残りの前菜≫
茹で豚やら、つくねのようなのやら、レバーやら。これでやっとアンティパスト終了。やっとプリモピアットへ。
≪タリオリーニ 短角牛のミートソース≫
これもよかったのですが、唯一写真を撮り忘れたペスカトーレ、これがびっくりするほど美味い。前にも食べたことはあるのですが、やっぱりびっくりするほど美味い。
魚(イノシン酸)、貝(コハク酸)、トマト(グルタミン酸)の相乗効果によって数倍にも膨れ上がった旨味はリングイネの表面から内部に浸透。これだけでお腹いっぱいにしてみたい。もし、アルキメーデでランチ営業があるとしたら必ずペスカトーレの大盛を頼むと誓ったのでした。パスタは4、5種類から2種類選べるのですが、ペスカトーレは必食です。
そして、大ボス、セコンドピアット(メイン)。
≪カレイのアクアパッツア≫
魚を頼んだのは私一人だけ。他の方は皆さん肉・肉・肉。鴨やら豚やら短角牛やら。ホンマに日本人女性?というくらい立派な食べっぷり飲みっぷりに脱帽!
それはそうと、しっとりとした白身のやさしい旨味、トマトの酸味は大仕事を終えた私の胃の中へ素直に進んでいってくれました。完食。
≪ドルチェ≫
文句なしに美味しゅうございました。
渋谷からひと駅、神泉駅から徒歩30秒という立地で、この内容でコース6,000円。重さん、ホンマに大丈夫?と心配してしまいます。それと同時に完食された皆さんの普段の食生活にも大きな興味を覚えたのでした。って、ホンマに失礼。
重さん、ごちそうさまでした。
アルキメーデ(東京・神泉)
東京都渋谷区神泉町2-8 1F
電話:03-5489-6850
営業時間:18:00〜22:00(L.O.)/日、月(第1)定休
五代目見習い 彰浩
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