昨日、東京から戻ってきました。木曜日の朝、いつもお世話になっている歯医者さん達と築地場内へ。この方々はほぼ毎週、築地へ買い物に。そこで鮮度のいい旬の魚や昆布、鰹節などを買って、その日の夕食を作っていらっしゃいます。場内では「変人歯医者1号、2号」として密かに知られる存在。とはいえ、「変人歯医者」と言うのは、生田さんくらいですが。まぁ、「変人」というくらい、食(美味しさだけじゃなくて安全性も)に信念をもっていらっしゃる方々という意味です。

まずは腹ごしらえのために、江戸川へ。

築地散策





















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≪江戸川の食事≫

マグロぶつとタラ煮定食。タラ煮が美味しそうだったので、ご飯を丼で注文しようとしたのですが、「次もあるよ。」と言われて断念。しっかりと脂の乗ったタラが美味いので、ご飯がすすむのになぁと思っていたのですが、ご飯は小さいのを頼んで、結果的には正解でした。それにしても、朝からマグロの刺身とタラ、なんと贅沢なこと。ちなみにタラ煮も小さいサイズです。大きいのはこれの倍くらい入っているそうな。ご飯と味噌汁がついて、750円くらいだったはず。マグロは別。

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≪マグロ専門仲卸≫

鈴与というマグロの仲卸さんにお邪魔しました。社長の生田さんにお会いする予定だったのですが、あいにく他の予定が入ってお会いできませんでした。ただ、日本刀のような包丁で大きなマグロを解体するところも見せてもらいました。

さて、生田さんは、『日本一うまい魚の食べ方』の著者で、今は2冊目の執筆に追われて大忙し。一冊目はすでに7刷りのようです。江戸っ子特有の威勢のいい、べらんめぃ口調のリズミカルな文章と、魚屋だからこその美味しい調理法や魚屋の裏側などが具体的に書かれていますので、以前、一気に読了してしまいました。魚を食べたくなる本です。

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≪場内の様子≫

鈴与の他にも、しらすや昆布屋さん、海老屋さんなどを見て周りました。
ただ、素人が朝早くから場内をうろうろするのは働いている皆さんにとっては大迷惑。基本的に場内を散策するのは慣れた方と一緒に、しかも遅い時間帯に行くことをおススメします。築地場内2度目の私自身、すごく邪魔になってるなぁと感じたのでした。

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≪プリン&バニラ≫

ちょっと一息。センリ軒という喫茶店のデザートを。このプリンも手作りだそうな。しかもアイス2つもついて400円。こちらでは以前、半熟卵入りクリームシチューを食べたのですが、食パンをつけて食べるのがおススメです。半熟卵をくずすとさらに幸せになります。ここは観光客というよりは築地で仕事をしてる常連さん向けの店のようです。

店を出て、茂助団子に向かってると、生田さんが、「悪いねぇ、悪いねぇ。」とここで合流。「メシ、食ったんかい?」というわけで、なぜか龍寿司に。

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≪にぎり≫

結局、ひととおり握っていただきました。サンマ、脂の乗りがよくて美味しかったなぁ。海老もその場で殻を外して握ってくれるので乾燥してないし、香りもプリプリ感もあって。そして、ご馳走になってしまいました。スイマセン。

と、築地のパワーブレックファーストでした。江戸川で丼飯食べなくてよかった。

                        五代目見習い 彰浩