富士酢の原料米を作っていただける、新しい仲間が増えました。
京丹後市のタケチャンファームこと野木武さん。
昨夏の環境保全型農業シンポジウムのパネラーとしてご一緒した際に、農産物の安全とこれからの丹後の農業について熱いお話を伺い、田んぼを見学して以来の付き合いです。アヤムラサキ(紅芋酢の原料)を作っていただいている梅本修さんから、噂には聞いていたのですが、やっぱりすごい人でした。13町以上!の田んぼを無農薬と減農薬のみで栽培しています。

野木さん7



























手に持っているのは、五百万石、主に麹米として使用します。


野木さん3




















豊岡のコウノトリ農法、滋賀の米ヌカペレット農法、合鴨農法を取り入れ、今年は海に囲まれた丹後の地の利を活かして、海藻でミネラルを補充する方法を勉強中との事。丹後の農業の行く末を案じるだけでなく、しっかり前向きに行動されてます。
これからは減農薬の田んぼもどんどん無農薬に変えていくそうです。というのも、4月からは滋賀県に農法の修行に出ていた息子さんという心強い相方が帰って来られているから。

お話の最後に仰っていたのは「飯尾醸造の原料米を作るということは、うちの(米の)信頼も高めてくれる」ということ。良きパートナーに出会えました。それに恥じないお酢を造っていかなければ。