今日から無花果酢の仕込みが始まります。私は東京に出張してますので、仕込みに立ち会うことはできませんが、代わりに?祖父母の畑で無花果を取ってきました。まぁ、これは自分で食べるためですが。

無花果



















無花果2



















無花果3



















≪無花果の樹≫

昨夏、他界した祖父が植えた無花果の樹。万願寺やナスを植えた畑の隅っこに2本。昨年、祖母が丁寧に剪定してくれたお陰で今年はたくさん実っています。

もちろん、農薬も肥料も与えていませんので、取った瞬間から二つに割って、かぶりつくことができます。

無花果4



















≪完熟≫

輸送時間などありませんから、樹の上で完熟したのをいただきます。こういうなんてことない贅沢ができることを幸せに感じます。

来年、再来年あたりから世界規模の食糧難が表面化します。カロリーベースの自給率39%、穀物自給率27%のこの国はその影響をいち早く受けることに。この動きがどんどん進むと、戦中・戦後のように都会から田舎に食料を求めてやってくる、なんてことが起きるかもしれません。都市部の人口がどんどん増える一方で、今後は田舎に住むことの重要性が増していくのでは、なんてことを考えています。

無花果酢の仕込みの様子は後日、皆様にご紹介します。

                       五代目見習い 彰浩