2007年09月28日

銀座の天ぷら近藤を一番楽しんだのは私です

今週は毎日、棚田で稲刈りをしていましたが、今日は久しぶりに蔵で仕事。さて、気分転換に美味いものネタを。

一度、このブログでもご紹介した天ぷら近藤。銀座にあります。かの池波正太郎が愛してやまなかった天ぷらを楽しむのはもちろん、今回はもうひとつ目的があったのでした。

なんと、来月発売する富士酢プレミアムを使った料理がひと足早く食べられるんです。夜のコースは3種類。「藤」(8400円)、「楓」(10500円)、「蓬」(15750円)。この他に、お好みやおまかせコースもあります。おそらく「楓」以上のコースに付く前菜で富士酢プレミアムが。

天ぷら近藤



















≪突き出し≫

もずく酢。出汁やみりんなどでやさしい酸味に仕上げてあります。ゆっくりと胃酸を出して、これから始まる食事に備える目的でしょうか。

天ぷら近藤2



















≪前菜三種≫

アンキモ、衣かつぎ、コハダ。アンキモには醤油と味醂で甘めの味付けがされています。これはもう日本酒が欲しくなります。そしてコハダ。塩梅と〆具合が絶妙で、鮨を握ってもらいたいほど。


天ぷら近藤3



















≪トマトの三杯酢≫

そして、これも。柔らかい酸味がトマトの甘味をぐーんと引き出されています。近藤さんの素材を活かした淡い味わいの酢の物には、富士酢よりもプレミアムの方が断然合うんだろうなぁ、と感じた三品。

天ぷら近藤4



















≪アスパラガス≫

ほとばしるアスパラジュース。こんな天ぷらって?とびっくりする一口。 素材と衣、油、温度、タイミング。いろんな要素を最適化することで、こんな揚げ上がりになるんですね。極薄の衣に仕上げるためでしょうか、素材には初めに小麦粉だけをつけた後、薄めの小麦粉液にくぐらせていました。

天ぷら近藤5



















≪しいたけ≫

原木しいたけだそうな。グアニル酸の旨味って、こういう味か、としいたけのイメージが覆ります。主役級の天ぷら。

天ぷら近藤6



















≪万願寺唐辛子≫

この日、宮津から上京したのですが、朝、祖母の畑で取ったばかりのもの。近藤さんにプレゼントしたつもりでしたが、揚げてくださいました。万願寺って、こんなに甘かったんか、と目からうろこ。祖母に食べさせてあげたい。

天ぷら近藤7



















≪雲丹の青シソ巻き≫

天ぷら近藤8























≪カボチャ≫

この時期は名物のサツマイモではなく、カボチャ。たしかにカボチャの旬は夏。サツマイモの旬は秋。季節を天ぷら屋さんで感じた瞬間でした。大きな塊を低温で20〜30分もの時間をかけてじっくりと揚げた後、キッチンペーパーに包んで休ませます。その間にカボチャのデンプン質が分解されてさらに甘味が増すわけで。これは別オーダーですが、ぜひ頼んでみてください。

天ぷら近藤9



















≪アナゴ≫

さっきまでの天ぷらとは全く違う食感。同じ人が揚げたとは到底思えないほど。近藤さん曰く、アナゴはサクサクの食感がうまいからね、と。

他にも、中が半生の海老、もっちりした食感のメゴチ、キスなどを堪能。そしてシメはかき揚と共にご飯を。

天ぷら近藤10



















≪かき揚≫

これを天丼か天茶でいただくのですが、わがままを聞いていただいて、こんなのも揚げてもらいました。

天ぷら近藤11






















≪卵≫

ポーチドエッグのように生卵を揚げてもらいました。これをご飯の上に載せて醤油を垂らして、かき揚と一緒にいただきました。もうたまらんっ。

他のお客様が帰られてから、万願寺を使って揚げ方のコツを教えていただきました。一見すると同じように見える万願寺ですが、揚げ時間が異なるそうです。その違いは手で触るとわかるそうな。もちろん、万願寺だけでなく他の素材も。なんだと思います。

万願寺に関しては種の多少がポイントだとか。近藤さんは万願寺やピーマンなど、丸ごと揚げてくれます。その際、中に入っている種の量が多いほど、若干ですが揚げ時間を長くするとのこと。近藤さんの天ぷらと富士酢プレミアム、万願寺唐辛子、楽しい話。これ以上ないくらい楽しませてもらいました。ありがとうございました。

てんぷら近藤

所在地:東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル9F
TEL:03-5568-0923
営業時間:12:00〜13:30L.O./17:00〜20:30L.O.
定休日:日曜日、祝日の月曜日
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線銀座駅より徒歩3分。
早めに予約されることをおススメします。

                      五代目見習い 彰浩



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