以下は社長の文章です。
≪リンゴ畑にて木村さんと≫
青森にある木村秋則さんのリンゴ畑に行ってきました。木村さんは、このブログでも何回か紹介させていただいている無農薬、無肥料で不可能といわれるリンゴ作りを成し遂げた方です。『食の学校』主催のこの研修会には28名が参加し、全員が木村さんの話を一言も聞き漏らさないように、というほどの熱心さでした。私にとっても長年の願いが叶った、とても有意義な2日間でした。
木村さんの話はいつも感心させられるのですが、観察力の鋭さは目を見張るものがあります。例えば、「このリンゴの葉の穴は虫に食べられて出来たものでなく、病気にかかった部分を枯らして出来た穴であり、穴の開いた葉の近くに新しい葉がでてきてます」とか、「このリンゴの木の根はどの辺まで延びていると思いますか」という質問に見学者が「枝の先と同じくらい」と答えると、木村さんのリンゴの木は「その4倍以上の15メートルほど先まで延びている」ということでした。
また、山の土を掘って深さ50センチのところの温度と地表の温度差は1℃しかないそうですが、熊本で畑を掘って50センチの温度を測ると18℃も差があったとか。品種名は忘れましたが、今年は慣行栽培より木村さんのリンゴのほうが大きいのが多く、注文された方はそのぶん数が少なくて申し訳ないとも話されました。
弊社が分けていただく『にごり林檎酢』用のリンゴについては、紅玉と富士の交配種であるハックナインを送ってくださるようです。ハックナインは糖度が20度以上もあるということですので、今まで以上の酢ができるのではと大きな期待をしています。木村さんは講演、農業技術の指導で全国を飛び回っています。健康には十分留意していただき、日本の農家を活性化していただきたいものです。
四代目 飯尾 毅