2007年10月05日

20年来の親子の夢が叶いました! 『富士酢プレミアム』

先日よりちょっとだけお伝えしておりました、『富士酢プレミアム』について。親子2代の夢が・・・、と書くと大げさに思われるかもしれません。でも、少なくとも20年以上も前から父、毅が造りたかった酢がついにできたんです!

富士酢プレミアム900ml


≪富士酢プレミアム≫

祖父、輝之助が農薬を使用しない米を原料にした『純米 富士酢』を世に出してから38年が経ちます。当時は農薬全盛期でしたから、農家の集落全てを説得するには相当の苦労があったと聞いております。その後、現・四代目当主である父、毅が米の品種や精米歩合、酒造り、酢造りの全てにおいて改良を重ね、現在の『純米 富士酢』が出来上がりました。お陰様でたくさんの方にご支持いただいておりますこと、改めて感謝申し上げます。

しかし一方で、富士酢独特の香りを敬遠される方も事実あり、これは父にとって長年の最も大きな悩みでした。念のため申し上げますと、この香りは、原料米をたっぷり使うこと、また昔ながらの製法で造ることによる米酢本来の香りですが、現在の安価な原料で簡単に造る酢に慣れたお客様の中には、違和感を覚え、受け入れてもらえないのです。

富士酢の香りの悩みは私が幼い頃から、それこそ耳にタコが出来るほど聞かされておりました。そして、その流れから東京農大で香りの研究に没頭することとなりました。大学院の2年間で導き出したのは、「菌の遺伝子組み換えをしないと難しい」という残念な結論でした。その後、サラリーマン生活を経て蔵に戻って2年半、試行錯誤を重ねた結果、別の解決策を見つけて完成したのが、この『富士酢プレミアム』です。

『純米 富士酢』は酢1リットルあたり200g、日本農林規格(JAS)の5倍もの新米を使うことで、ツーンとしない、しっかりとした酸味と旨味がたっぷり詰まった味が特徴です。対して、『富士酢プレミアム』は320g以上もの新米を使って旨味や甘みを最大限に引き出すことで、香りが劇的に変化したのです。また、これまで酸味によって隠れていた淡い味わいを引き出すこともできました。よりおだやかになった酸味は、富士酢ユーザーには「ちょっと物足りない」と感じられるかもしれませんが、砂糖(直線的な甘み)を使う量を減らせることから、柔らかい米の甘みを愉しんでいただけると思います。ダイエット時などに食べる、酢野菜に最も適した酢かもしれません。

富士酢以上に多くの手間と時間を要することから、現在は極少量しか造ることができませんので、一般のお店に並ぶにはまだ時間がかかります。ホームページ上での発売は11月1日(木)を予定しております。ただし、10月24日(水)から始まる新宿高島屋での味百選、10月31日(水)から始まる日本橋高島屋での味百選で限定的に先行販売いたします。ぜひ足をお運びいただき、お味を見ていただきますようお願い申し上げます。

尚、天ぷら近藤の近藤文夫氏をはじめ、銀座や麻布のお鮨屋さんなどからお褒めのお言葉をいただき、いくつかのお店でお使いいただくことが決まりましたことも付け加えさせていただきます。


名称 : 富士酢プレミアム

容量及び税込価格 : 500ml 1,260円
           900ml 2,058円
          1,800ml 3,444円

                        五代目見習い 彰浩




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