アズキ


















粟



















収穫の秋、ここ上世屋では米作りを終えても まだまだソバやアズキ、今では珍しい五穀の一つアワなどが収穫され稲木に干されています。
米、野菜など ここに居れば田畑の作物で十分生きて行けます! 肉?・・・猪がいます・・・嫌なほどに。

ひこばえ



















稲刈りを終えた田んぼも1ヶ月近く経てば、切り株から ひこばえと呼ばれる二番稲が生えてきます。

秋起し1


















秋起し2



















《秋起こし》

来年も豊作を願い秋起こしを行いました。
特にコンバインで刈った田んぼは裁断された稲藁があるため、刈り取り後は出来るだけ早く土に鋤き込ませ分解させたいものです。
もちろん微生物による分解を促進させるために米糠なども撒きます。

上世屋撮影1
























秋起こし二日目。なんやこの騒ぎは? あっ!

天国はまだ遠く























新聞記事
























《映画 天国はまだ遠くロケ》

お隣の京丹後市で中学教論され、また人気作家の瀬尾まいこさんが書かれた小説「天国はまだ遠く」が映画化になり、その舞台として ここ上世屋、松尾(契約農家さん達の棚田)などが選ばれたのでした! ほんとスゴイでしょ!

賑やかだったのは映画のクランクインの日だったからでした。

上世屋撮影2



















さぼり
























《上世屋での撮影》

近いうちに上がって来る!とは聞いていたのですが。

「へ〜っ、今日なんや!」と言いつつトラクターのエンジンをかけたら、撮影スタッフの方が大慌てで駆け寄って来られ、「撮影中なのでエンジン音を止めて下さい!」との事。私にしてみれば、「秋起こし中なので撮影を止めて下さい!」って言いたかったのですが・・・でも まぁー、ここ上世屋をロケ地に選んでくださったのですから・・・とりあえず見物を。

「都会の生活に疲れ果て、山奥の民宿で睡眠薬自殺を図り、失敗した女性。民宿の主人や村人とのふれ合いを通じて癒され元気を取り戻していくが、自分の居場所でないと旅立っていく」という物語。

松尾撮影1




















松尾撮影2



















《松尾での撮影》

契約農家さんでもあり、米作りの師匠でもある溝口さんが40年前に植えた名所1本桜が、ついにスクリーンデビューします!
そして役者さんが腰を掛ける田んぼも溝口さんが栽培しておられる契約田。

撮影前日は、もう我が子の晴れ舞台やと言わんばかりに喜んでおられました。
公開予定は来年の秋・・・農家さん達と一緒に観るのが楽しみです。

あっ!それまでに、まず秋起こしです・・・

                米作り担当 伊藤