土日祝日は酒蔵見学やデパートの物産展など、なかなか休みがとれないので、代休を使って楽しんできました。こういう機会に集中してティスティングすることも仕事のひとつ。富士酢プレミアムなども酸味、旨味、甘味のバランスが難しいため、ええもんを造るためには常に食の刺激を受け続けねば。とはいえ、完全なプライベート旅行ですので。
まずは簡単にご報告。

≪ブドウ畑≫
ワイナリーの周りは畑。地元で作ったブドウが原料であることがよくわかります。日本のワイナリーのほとんどは冷凍果汁を海外や北海道など、別の産地から仕入れて造っています。生産量の極一部のみ、地元の生ブドウ、というところが多いそうです。コスト面や収穫量を考えると100%を地元で栽培することは難しいことはわかりますが、本来はこれが自然の姿だと思います。地産地消することで、地域の農業従事者の生活が守られ、農地の荒廃を防ぐことができ、結果的に観光地の質も向上するというもの。
アメリカでできて、なぜ日本でできないのか。これは国土の大きさという問題の他にも、国の農業政策の重要度なども大きく影響していると思います。日本は外国から見れば完全な工業国。車や電化製品を売る代わりに外国の農産物を輸入して貿易黒字の額を減らす必要があるわけで。この政策は一方で「長期的な食料獲得へのリスク」を意味しており、国力の低下を招いています。石油も食料もない国の将来は・・・。
と話がずれてしまいましたが、地元で作ったブドウ、見ているだけでもええもんです。


