料理通信


























≪表紙≫

今回は全国のお宝食材特集。全国のローカル食材にスポットが当てられていました。若狭名物の「へしこ」も。これは鯖を塩と糠に漬けた保存食。しょっぱいのですが、薄ーくスライスして酒浸しにしたものは熱燗に。焼いてほぐしてからお茶漬けにも。誌面ではパスタにも使われていました。最近は鯖の漁獲高が減っているため、地元・伊根のへしこもカナダ産の冷凍物で作られているものがほとんど。残念です。

さて、掲載記事はこちら。

料理通信2




















































≪掲載記事≫

11月1日の発売以来、「ちょっとずつでええから富士酢プレミアムが認知されれば。」と考えておりました。お陰様でラジオや新聞、雑誌など、いろんなメディアで紹介していただいております。

実は、この酢は江戸前鮨をイメージして造りました。鮨は非常にシンプルな食べ物。ネタとシャリ。シャリには米と調味料のみ。その中でも味や香りを決定付ける大きな要素に酢が挙げられます。にも関わらず、高級店を含む江戸前の鮨屋さんでも、安価な原料で大量生産された酢が使われています。ネタには、「大間の生ホンマグロ、江戸前のアナゴ、明石の鯛、関鯖・・・。築地で一番いいのを仕入れてます。」なんてこだわりはどこへやら、という感じ。酢は酸味、と考えていらっしゃるお鮨屋さんにお伝えしたい。

 酢は旨味。

プロの方にぜひ試していただきたいです。

明日はJR京都伊勢丹でお客様向けに酢のセミナーをさせていただきます。どんな質問をいただけるのか、すごく楽しみです。その後は東京へ移動し、翌日からはフードマエストロのレベル2の打ち合わせやレベル1の講義をさせていただきます。毎回、いろんな方とお出会いできることに幸せを感じています。

                      五代目見習い 彰浩