the ballard inn & restaurant



















≪外観≫

the ballard inn & restaurantという名前の通り、宿泊もできます。15部屋。私達が泊まっていたモーテルの3倍くらいするようです。このレストランは半年くらい前には予約しないと入れないとか。では、なぜ私達が入れたのか。それは、「半年前に予約を入れたから。」です。もちろん、私が予約したわけではありませんが。

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≪暖炉≫

エントランスの前にひとつ、奥にあるウェイティングスペースにもひとつ、暖炉があります。ええ雰囲気です。東京にあるこんな場所で食事したら、どんだけの値段がするのか恐ろしくなりますが、アメリカの郊外にあるレストランは東京の半分から1/3程度かも。

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≪BENIMOSUと共に≫

白ワインで乾杯。手前にみえる赤い液体の入ったグラスはBENIMOSU(紅芋酢)。ワイン漬けの2日間、食事のたびに飲むことで悪酔いを防いでいました。5人×2日間で1リットルも飲み干したのでした。

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≪ハマチとアボカドの刺身 柚子ぽん酢ソース≫

ここのシェフはインドネシア人でかなり日本食にインスパイアされているようです。あとはワサビがあれば完璧。いや、富士ゆずぽん酢なら?

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≪ジャンバラヤ≫

これがたまらなく美味しかった。たくさんの魚介の下にはご飯が隠れていました。また、上に乗ったオクラの天ぷらも、日本を離れて3日を過ごした私の舌にはすごくやさしかったのでした。魚の旨味をたっぷり湛えたご飯、これは日本で食べても絶対美味しい。

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≪パン・プディング≫

これも素晴らしかった。プリン生地にパンを浸して蒸し上げたものなのですが、パンの割合が多くて、しっとり加減がちょうどいい。実は私、10年以上前からパン・プディング党でして。下北沢の人気パン屋、アンゼリカでもちょくちょくバゲット・プリンを買っていました。細長いやつ。これも十分に美味しいのですが、このレストランのものの方がパンがいっぱい入ってて好み。ちなみに、アンゼリカはカレーパンも絶品です。故・池波正太郎氏が愛したらしい。私はキノコカレーパン。

それはそうと、今回の旅で一番思い出に残るレストランでした。調度品など、中の雰囲気もすごく良かったです。機会があれば、ぜひ予約して行ってみてください。

                       五代目見習い 彰浩