種籾



















《播種前に》

プール作りの間、山水を利用して10日間 浸種した種籾。その後、催芽(芽出し)を終えたら、ベタ付かないように広げて籾の表面を乾かします。

播種



















《播種日》

いよいよ種まきスタート。
この日は農家さん数名と作業をし、酒米の五百万石とコシヒカリを合わせて500枚ほど行いました。

薄まき



















灌水



















一般的な播種量と比べたら、かなり淋しい限り。ホンマに大丈夫かいな?って毎年思ってしまいます・・・が、ここは我慢どころ。伸び伸びと生育させる為の必須条件なのです。やはりタフで立派で根性のある苗に作り上げないと、田植え後 山間部特有の気象や病虫害などの厳しい環境に耐えていけませんから。
こんな事言ってる私ですが・・・もし自分が苗だったら、そんな所に植えられるのは絶対イヤですけど。

プールへ1



















種まきも無事終了してプールへ。
わ〜っ!たくさん並びました。両方合わせて900枚以上はありますね〜。

プールへ2



















全て並べ終えたら 保温保湿のために被覆資材で覆い、完了。
あとは出芽時に、日光やハウス内の温度で芽が焼かれないよう注意しながら管理していきます。水?今は播種時の灌水分でOK!すぐ入水すると、酸欠で根腐れや根が土の上に出て来てしまうタコ足と言われる状態に・・・だから水は出芽して1.5葉ほどになれば入れる予定です。

来月17日から始まる田植えまで、約40日間の育苗開始です。長い!けど頑張れ!

                 米作り担当 伊藤