2008年04月20日

やはり棚田の作業は大変です

田起し



















《田起し》

種まきを終えた翌日から田起し開始。ここ世屋姫神社の棚田は乗用のトラクターでは作業難度が高く、歩行用耕運機の活躍が目立ちます。小刻みに動かせるため、特に小さくて、いびつな田んぼには持って来い!それと今井は仕事が丁寧ですから仕上がりがキレイ! 私と違って。


移動1



















移動2



















《次の田んぼへ移動》

平地の田んぼなら訳のない事ですが、棚田では移動が大変。操作に慣れているとはいえ、気を抜いていると事故や大ケガになり兼ねません。ここは遠くから見守る事に・・・

荒代1



















《荒代》

田起しが終われば、水を入れ荒代。
荒代とは1回目の代かきで、ここ上世屋でも水漏れ防止や畦塗りなどが主な目的。そして田植え前に植代となる2回目(仕上げ)の代かきを行います。

ここからは水の争奪戦!のんびりしていると、また怒られてしまいます。「はよー、じゅるめよ!(水を入れて代かきする事)」と。私達の田んぼは、他の農家さんの田より上にあるため、早く仕上げないと下に水が回らないのです。

この荒代をしてから4、5日すると水と土が馴染んできます。そうなると鋤簾(じょれん)や鍬を使って畦塗りです。畦塗り機でやれば早くて簡単、そして何よりも楽が出来るのですが、残念ながら この棚田ような地形では使い勝手が悪くてダメ。だからやっぱり手作業になってしまうのでした。

しかし来週末には蔵のみんなが手伝ってくれるようです。

出芽1



















《苗作りの方は?》

田んぼの作業中でも、やっぱり気になる育苗。
種まきから1週間が経ち、ようやく出芽して来ました!ここ最近は不安定な天候が続き、閉め切ったハウス内でも なかなか温度が上がらず、昨年より少し遅い生育のようですが。

出芽2



















《出芽》

種まき後に、プールに平置きさせ保温保湿のシートのみで出芽。
一般的に行われる育苗器を使って加温し強制的に出芽させたのと違って、低温で ゆっくりと出芽させるので徒長しにくく、根が優先的に育ち、茎が太くガッチリした苗になります!・・・なる予定です。今はまだ少し心配なのですが、これからは気温も徐々に上がってくると思いますので、良い苗が出来ると期待しております。

                 米作り担当 伊藤                

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この記事へのコメント
日頃より富士酢を愛用させて頂いております。

先日も田植えのメールなどが届いて、「こんなお酢屋さんは、どこにもないなあ」と感動しておりました。

日々の生活に、富士酢は欠かせないものとなり
使う度にその深さにうならされております。

ブログもこまめにチェックさせて頂いていて、お〜、ほ〜と、歓声をあげながら、感心したり、共鳴したりしています。

最近の「米作り」が主体の記事は、これだけの手間ひまをかけてくださって、本当にありがとうございます、という想いで一杯でございます。

これからも私自身は微力も微力ですが、富士酢の事応援しております。

Posted by ペレグリン at 2008年04月21日 10:52
ペレグリン様

ありがたいコメントをいただきまして、感謝しております。

「醸は農なり」という言葉があるように、醸造のスタートは農業です。もともと、杜氏は農家であり、冬の間の出稼ぎでした。自分達で米を作るからこそ、米を大事に加工することができると思います。

今後も皆様の期待に沿うよう、変わらず続けていきます。どうぞ末永いお付き合いをお願い申し上げます。ありがとうございました。
Posted by 五代目見習い at 2008年04月22日 11:15
先日訪問させていただいた時に、棚田作業の大変さを五代目さんにお話いただきましたが、このような移動風景にはお目にかかったことがありません。
みなさんのお米・お酢つくりの熱意が伝わってきます。

この苗箱は60g蒔きくらいでしょうか。低温育苗で、しっかりとした苗に育ってくれるといいですね。
Posted by 星野隆護 at 2008年04月24日 21:00
星野様

お返事が遅くなりました。
土手の高低差がすごいので、危険な作業です。

苗箱には70g撒いております。
来月の田植えが楽しみです。
Posted by 五代目見習い at 2008年04月28日 13:11