往復の移動時間20時間、宮津滞在時間は9時間。私の知る限り、最も過酷なスケジュールで蔵に来ていただきました。

以前、就農塾で一緒だった福岡・久留米の富松さん。10年もの時間をかけて有機肥料を作っていらっしゃいます。すでに3回も蔵に来てくださっているのですが、今回はお母様と取引先の苺農家さんがお二人。農事組合法人ホワイトベリーの理事をされています。福岡の苺といえば、言わずと知れた、あまおう。

そして、八女市で朝日屋酒店を営んでいらっしゃる高橋さんも。以前より、富士酢を販売してくださっているとか。私の知らないところで支えていただいていること、こういう方とお出会いするとほんまにうれしいわけで。

今朝5時半、携帯電話が鳴り、「飯尾さん、今、宮津インター出たばってん…。」と。身支度を整えて合流し、早速、棚田に。

福岡から見学に

































≪上世屋の棚田≫

写真を撮ったのが7時半。いやー、気持ちいい朝でした。5月17、18日に植えていただいた田んぼは、すでに紙マルチが土にしっかり定着していました。伊藤のブログにも書いてありましたが、やはり自分の目で確かめるとほっとします。いや、信じてないわけではありませんよ。

それにしても、車の中は私以外、皆さん九州弁バリバリ。サラリーマン時代にはちょくちょく出張していたのを思い出しました。特に鹿児島の人の言葉は外国語のようで。
福岡から見学に2



















福岡から見学に3



















≪松尾の棚田≫

続いて、さらに標高の高い松尾の田んぼへ。契約農家さんの田植えも順調に進んでいるようで、先週はまだ代掻きしかしてなかった田んぼも田植えが終わっていました。少し朝靄でくすんでいましたが、天気がよかったため、遠くから来ていただいたかいがありました。

その後は伊根の舟屋や蔵を見ていただき、こんぴらうどんで二度目のランチ。千歳のカフェでコーヒーを飲んで、16時には帰路に着かれました。

福岡に行ったら、あまおうをたらふく食べる、という目的もできました。またお会いできますことを楽しみにしています。ありがとうございました。

                       五代目見習い 彰浩