東京の八王子にある生協でセミナーをさせていただきました。
自然派くらぶ生協では商品選定基準の公開や、山形庄内村で水田トラストという、生産者とユーザーの交流を通して田んぼを維持する活動を続けています。もちろん農薬を使わない農法で。

今回は商品委員会という活動の一部で、スタッフだけでなく会員さんも一緒に生産者から話を聞く場だそうです。最初に「この中で酢を造れないものは?」というクイズをしたのですが、ほぼ全員が正解でびっくり。
普段から料理をされているということだけでなく、食に関心の強い方にお集まりいただいていることがすぐに分かりました。食べることが大好きな私でも、酢蔵で働いていなければ間違っていただろうな。

自然派くらぶセミナー1





















自然派くらぶセミナー3


















つくり手として強調してお話しさせていただいたのは「原料の安全性、品質、量×製造方法」で、ものの良し悪しが決まるということ。
富士酢で言えば、農薬不使用の農法で棚田中心に、契約農家と社員で育てた新米をJAS基準の5倍量×伝統的な静置発酵と長期熟成させること。
(標高が高く昼夜の寒暖の差が大きい所の米は、ブドウ糖が蓄積されやすい)



自然派くらぶセミナー2

















でも、美味しくなければ支持していただけない訳で・・・。
試飲中の皆さんの顔を拝見してひと安心。機械で急速に発酵させた酢の時とは表情がぜんぜん違います。

自然派くらぶセミナー4


















一人で調理しながら話すのは無理なもんで、予め作っておいたのは、今回も持ち運びしやすいピクルス。基本、五代目がブログに載せたレシピなのですが、具まで全く一緒だと面白くないので、椎茸とパプリカを加えています。椎茸が予想外の味だったようで高評価。椎茸は数日経過して浸かり具合が良くなる頃には、柔らかくなり過ぎるので、大きめにカットすることと、フライパンで油は引かずにサッと火を通すのがポイント。
(画像はピクルス液を注いだ直後です。)


自宅ではマーボー豆腐やカレーにも酢を入れてると紹介したら、質問のほとんどが、ここに集中しました。
やっぱり、「どうやって使うの?」というところはとても重要です。


2時間という長丁場にも関わらず、お付き合い下さった自然派くらぶ会員の皆様ありがとうございました。
今度は是非、蔵にお越しください。

                                  秋山