2009年03月05日

奇跡の牛乳って、ご存知ですか?

木村秋則さんが作った林檎は「奇跡のリンゴ」と呼ばれています。農薬も肥料も一切使わずに栽培できるようになるまで、筆舌に尽くしがたい苦労があったことは、こちらの本でも紹介されています。

一方、「奇跡の牛乳」ってご存知ですか? なにが奇跡かというと、殺菌していないのです。

想いやり牛乳






























≪想いやり生乳≫

実は、この牛乳については3年前、このブログで紹介しています。その頃は、「人間の身体にとって牛乳は不要だ」などという論調が大きなうねりとなっており、酪農家が途方に暮れていました。北海道で大量の牛乳が廃棄された、なんていうニュースはその1年くらい前でしたか。

我が家ではこれを飲んでいます。無殺菌であるという付加価値の他に、北海道からクールで直送していることなど、もちろん普通の牛乳に比べると高価です。ただ、単純に美味しいし、無殺菌だけに栄養素の吸収効率も高いと思われます。

そんな想いやりファームにも少し前、保健所の調べで大腸菌群が見つかり、製品を回収するという残念な出来事がありました。この話を知って、「けしからん!」と飲むのをやめる人もいるでしょう。ただ、それによってこの奇跡の牛乳が世から消えてしまうことは、現時点の日本の食文化にとってマイナスなのでは? 無殺菌の牛乳を飲むことができるというのは世界に誇れることです。こういう苦しいときやからこそ、事情を知ってる人が買えばええやん。というのが、四代目である飯尾毅の考え方。

ちなみに、この「奇跡の牛乳」、搾乳された量の一部は「普通の牛乳」として出荷されています。他の牛乳と混ぜられて。すごく残念だと思いませんか? 飯尾醸造も以前、富士酢の数%がデパートなどのプライベートブランドとして、○○酢という別の名前のラベルを貼って出荷していました。これ、すごく切なかったわけです。そのため、5年ほど前から、原則としてプライベートブランドのOEM供給をやめました。売上は下がりましたが。ええもん造ってるなら、自分とこの名前で販売したいというのが正直なところ。

話が長くなりましたが、想いやり牛乳、ぜひ飲んでいただきたい。こちらに取扱店が紹介されています。ちなみに、京都のこだわりスーパー、フレンドフーズでは自家製プリンも作られています。以前はシュークリームが作られていて、すごく美味しかったのを覚えています。

                       五代目見習い 彰浩




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