H21プール



















3月末に支援して頂いたハウス、プール作り。お陰さまでこんな楽をさせていただいた年はありません!その後 仕上げにビニールを敷き詰め、水を入れて漏れがないかを確認して完成です。

参加してくださった皆さん本当にありがとうございました。また来年も来て下さい!って、農家さんが言っておられました。

浸種



















《浸種》

10℃前後の水に約10日間 種籾を浸けます。この作業の目的は、もちろん水を吸わせて発芽の準備をさせる事。それともう一つ、乾燥した籾には発芽を抑える物質(アブシジン酸=植物ホルモンの一種)っていうのが付いてますので、それらを流し落とすためでもあります。

催芽



















《催芽》

芽出しは25〜30℃ぐらいの水温で約2昼夜おこないます。出来るだけゆっくりと発芽させたいものです。30℃より高めで浸ければ、当然早く芽が出て時間短縮になるのですが・・・籾にしてみればチッとツライかなと? 人間に例えたら、寝てるとこを急に叩き起こされフラフラで立たされてる感じ・・・。

荒起し



















浸種、催芽の合間をみて田起しも進めて行きます。ここ最近、文句無しの晴天日が続き半袖で作業を。

播種1



















《播種》

そしていよいよ1発目の種まきです。今年はコシヒカリ以外にもち米も作ろうと思います。別にたいした理由なんかありません・・・ただ食べたいだけ。

播種2



















播種3



















今年も催芽籾(芽出しした籾)77gの薄まきでいっちゃいます! 

カタクリの花



















この日の種まきを終え、作業場の裏にある土手を散策してると農家さんに「あ〜!ストップ!」・・・なに?地雷か?と思えば・・・もう少しで踏むところでした。

カタクリの花です。花が咲くまでに7〜8年かかるらしいではありませんか!
昔は片栗粉を作る植物で、根の先にくっ付いている(りんけい)と呼ばれる部分から得たデンプンを精製したとのこと。ちなみに現在市場に出回ってる片栗粉の大半はジャガイモから取ったデンプンで作られてます。

なんかようやく上世屋にも春が来たって感じです。

                  
                  米作り担当 伊藤