シルバーウィークは見事な天気でした。天橋立のある宮津周辺にはたくさんの人が訪れたため、大渋滞。車でお運びいただいた皆様は大変だったのではと想像しております。

とはいえ、棚田は最高に気持ちのいい気候。たわわに実った稲穂の間を谷からの風が吹き抜け、稲の香りを運んでくれました。時折、雲に隠れる太陽の光は稲穂や葉のガラス質をキラキラと反射し、これまた癒しの空間を演出。

来年はもっとたくさんの方に来ていただきたいと思うような、すばらしい稲刈り日和となりました。

稲刈り体験会


≪稲刈りの説明≫

20日、21日両日は四代目の飯尾 毅ももちろん参加。前週は京都府知事との対談など、いくつかの仕事があったため、楽しそうに稲刈りに興じておりました。

稲刈り体験会3


稲刈り体験会2


稲刈り体験会4


≪稲刈りの様子≫

今年は手刈りの他に、何人かの方にはバインダーを使っていただきました。稲を刈って紐で縛るところまでやってくれるこの機械、参加者の皆さんにとってはすごく効率がよいと思われたようです。ただ、通常行われている稲刈りは5列、6列を一気に刈り、脱穀して、さらには袋詰めまでやってくれるコンバイン。どこか他の田んぼでこれを見かけたら、手刈りやバインダーを使う稲刈りのアナログっぷりを再認識してもらえるはず。

天日干しするなんて、いつの時代や、と言われそうです。ただ、これ、すごく楽しい作業。風が気持ちいいのなんの。自らの身体を傷めつけながら?作業するからこそ、稲刈りは楽しいのです。

稲刈り体験会5


≪記念写真≫

毎度おなじみ、松尾の一本桜で記念に。みんなの最高の笑顔がここにありました。

田植えを含め、お手伝いいただきました皆様、本当にありがとうございました。伊藤や今井はじめ、飯尾醸造の全員より、心より感謝申し上げます。

                    五代目見習い 彰浩