週刊朝日の増刊号、allora という雑誌に掲載していただきました。

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≪表紙≫

もうひとりの女友だち[アローラ]。

今回の特集はこちら。

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≪これさえあればの調味料 さしすせそ≫

私にとってはすごく興味深い特集でした。

(この記事はすべて、クリックしていただくと大きくなります)

さしすせそ、の順番に2ページずつ掲載されています。


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≪す≫

富士酢プレミアムが、「オールマイティNo.1」として紹介されています。

我が子をこのように評価していただいたこと、ホンマにうれしいです。富士酢プレミアムを発売して早2年。少しずつではありますが、お使いいただく方が増えていることを実感しています。

「この酢使い始めたら、他の酢には戻れないわね」とか、「今まで何十年も酢のものは大嫌いだったけど、この酢に出会ってからは酢のものの美味しさに目覚めました」なんて、ありがたいお言葉もいただいております。

さて、皆様、「す」以外の調味料にも興味おありではないですか? もちろん、ご紹介します。

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≪さ≫

今回、すごく興味深かったのとうれしかったのは、「さ」で料理酒やみりんが取り上げられていたこと。私自身、いろんなところで使うべき「さしすせそ」について聞かれます。その際、砂糖だけじゃなく、みりんや酒についてもお話してきました。

この本ではそのへんがきっちり抑えられています。これ、すごく大事なこと。上白糖は甘みだけですが、みりんや酒には旨みを付与したり、素材の臭みを抜いたり、香りを付けたり、いろんな効果があります。

また、砂糖を使う場合は上白糖や三温糖ではなく、きび糖は和三盆をお勧めします。ちなみに三温糖は色がついているため健康によさそうですが、実はカラメルで色をつけただけ。栄養価は上白糖と同じです。色のついた卵(赤玉)が白い殻の卵よりも体に良さそう、というのと同じ。あれも栄養価は同じです。スーパーでは赤玉の方が高い値段ですけど。

ついでに、砂糖の使い方についても。旬は夏ですが、カボチャを甘く美味しく煮るためのコツ。まずは、火を入れる前にある程度の分量の砂糖を生の南瓜の表面にまぶす。10分少々置くと、浸透圧によってカボチャから水が出てくる。逆に甘みが内部に浸透します。出てきた水分とともに鍋に入れ、煮ていくわけです。ぜひやってみてください。

「料理は家庭科」というより「料理は科学」。温度やpH、浸透圧、発酵・熟成を含む酵素反応を理解すると失敗なく美味しくできる確率がアップします、たぶん。

では、続いて…

と思ったけど長くなりそうなので、前編と後編の2つに分けて書きますね。続きの「し」「せ」「そ」は明日以降に。

                    五代目見習い 彰浩