2010年08月06日

京丹後にある縄屋、すばらしいの一言です

昨日は京丹後市弥栄町にある魚菜料理店 縄屋さんに伺いました。以前から行ってみたいと思っていたこと、また先日、店主の吉岡さんが酢を買いに蔵まで来てくださったこともあって。

京都にある和久傳さんで修業されたこと、また独立を視野に入れて器や建築など様々なことを勉強した上で、自分の思い描く店をオープンされたとか。

縄屋


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≪縄屋 外観≫

まず、ふらっとお店に入るような立地ではありません。民家の中にとけ込みながらも、上品で風情のある建物。

玄関も、どこかの蔵戸を再利用しているとのこと。ひとつひとつの調度品も素敵です。こりゃ、料理も期待してしまいます。この日は5,000円のコース。他にも、7,000円、10,000円のコースがあるようです。すべて完全予約制ですので、数日前に連絡されることをお勧めします。



縄屋5


縄屋4


≪店内≫

この日は3人で伺ったのですが、立派な一枚板のカウンターを贅沢に使わせてもらいました。天井のすす竹もかっこいい。

さて、いよいよ料理です。

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≪蒸し野菜≫

吉岡さんのお母さんの畑でとれた夏野菜を中心に、やわらかく茹でたタコと。上には純米富士酢と紫蘇を使ったやさしい酸味のジュレ。涼を感じるひと皿です。

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≪うりとナス、インゲンの椀物 カマスのカラスミ添え≫

ナスがトロットロ。葛でとろみをつけた淡い味わいの出汁にカマスのカラスミのビシッとした塩っけがええ塩梅でした。ウリのパリッとした食感もよかったけど、ナスが最高。

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≪刺身≫

ウスメバルと白イカ。メバルは蒸した肝をぽん酢に溶いて、自家製の赤い柚子胡椒で。鮮度のよさが感じられると共に、旨みを補うための肝がええ感じです。細かく包丁を入れた白イカはねっとりとした食感と甘み。普段、食べ慣れている新鮮な魚もひと手間で別の次元へと昇華されますね。

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≪スズキの塩焼き≫

今が旬のスズキ。カウンターの奥にある焼き場には和歌山の備長炭と白炭。遠火で皮目はパリッと焦げ目をつけて、裏側はミディアムレアに仕上げてあります。低温調理を炭火でアレンジする感覚だとか。といっても、それをひけらかすのではなく、質問に対して誠実に答えてくれるだけ。いやー、美味いです。

他にも…

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≪浅利とオクラのゴマそうめん≫

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≪イサキとトウモロコシのかき揚げ≫

最後にご飯。

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≪夏野菜の揚げ浸し 柚子味噌添え≫

この揚げ浸し、絶品でした。土鍋で炊いたご飯、遠慮して一杯しかお代わりしなかったのが、ここにきて悔やまれます。

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≪スイカジュース≫

水ものはスイカジュース。塩入れてあります?と聞いてしまったくらい、甘みのあるスイカでした。満足満足。

連れは車の運転があったので、お酒は私だけ。ビール1本と地元蔵の山廃純米を冷とぬる燗を2合ずつ。もっと早くに来るべきやったけど、これから通おう。こんなところが丹後にあったのね、とうれしくなるお店に出会えた夜でした。

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  魚菜料理 縄屋
  京都府京丹後市弥栄町黒部2517
  0772-65-2127

                    五代目見習い 彰浩




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