いろんなもろみ(ドブロク状の酒)を濾す際に使う搾り槽(ふね)。いつの時代に作られたものか、もはやわかりませんが、その年数からだいぶくたびれておりました。

搾り槽の改修


搾り槽の改修2


≪床板≫

特に、床板の一部がガタガタになっており、作業に危険を伴うようになってました。ちなみに、写真をよく見ていただくと10個の丸いマークがあります。実はこの板、宮津にあったボウリング場が解体されるときにもらってきたものだそうです。

そんな思い出のある床板が、このように変わりました。

搾り槽の改修3


搾り槽の改修4


≪基礎を直す≫

防湿シートを敷き、重みに耐えられるように基礎部分をしっかりと補強してもらいました。

搾り槽の改修5


搾り槽の改修6


≪改修後≫

集成材の白さが気になります。ホンマは柿渋とべんがらで色をつけたかったのですが、大工さんの話では滑るからやめたようがいいとのこと。まぁ、安全第一ですので、これでよしとするか。

蔵見学のお客さんに登ってもらう際に危なかったステップも、2段から3段へ、また幅も広くしました。これで、安心して登っていただけます。

他にも、酢蔵の屋根瓦を吹き直してもらったり、酒蔵の壁のほとんどを張り替えたりと、2010年度はいろんな補修をしました。古い蔵ですので、これからも毎年ちょこちょこ、メンテナンスする必要があります。

                  五代目見習い 彰浩