栄養バランスのいい食事をしましょう、という言葉をよく目にします。

肉や魚だけでなく、野菜もたくさん食べましょう。とか、ダイエットのために炭水化物(ご飯や麺、パン)を抜くことは、脳の唯一の栄養である糖が不足してしまうからやめましょう、とか。

たしかにそうですが、それだけではまだ十分ではありません。下記のことを憶えていただき、日常、食べていただくと「バランスがいい」わけです。

必要な栄養素は大きく7つ

  1.炭水化物(ご飯や麺、パンなど)
  2.タンパク質(肉や魚、大豆など)
  3.脂質(動物性の脂と植物性の脂)
  4.ミネラル
  5.ビタミン
  6.食物繊維
  7.ファイトケミカル

「ファイトケミカル」という言葉、初めて聞かれた方も多いと思います。

実は、抗加齢(アンチエイジング)の視点から、近年、大注目の栄養素。ポリフェノールやカテキンなどもその一種です。ガンや動脈硬化、加齢の抑制に影響しているとされています。紅芋酢もその点から、たくさんのお客様に飲んでいただき、うれしいお声をいただいております。

また、ファイトケミカルの中でも注目株がレスベラトロール。アーモンドの薄皮(茶色の部分)に多く含まれています。小腹の空いたときには、塩分なしのアーモンドがお勧め。

次に、健康と美容のために、これらをバランスよく摂るためには、いくつかのコツがあります。

1.たくさんの食材を使う(昔から1日30品目と言われています)

      栄養素の種類は食材によって大きく異なります

2.いろんな料理を食べる
    (生、油で炒める、スープにするなど)

      加熱すると破壊されたり、煮込むと水に溶けだすもの、生で食べるといいものなど

3.食べる順番を意識する
    (生野菜→加熱した野菜→肉や魚→ご飯)

      生野菜や生魚から酵素を取り入れることで、体内の消化酵素の働きを補います。
      また、食物繊維を先に摂ることで、消化・吸収スピードを穏やかにします。

「できることから」でいいので、ちょっとだけ意識して食べるようにしてください。体調がよくなったり、痩せやすい体質になるはずです。

食べる技術を身につけると、健康的に長生きできる身体を手に入れることができます。

お客様に、「富士酢を使ってるから、家族みんなが健康でいられる」と言っていただけるよう、これからも私たちが勉強していかなあかんなぁと思っています。

   お酢屋が酢を売る時代は終わった。

飯尾醸造は、富士酢製品を買ってくださるお客様に、「美味しさと家族の健康」をお届けしています。さらに、お客様に買っていただくことが、地元の契約農家の幸せにもつながっています。

やりがいのある、幸せな仕事させてもらっとります。

             五代目見習い 彰浩