2011年11月21日

かぼすの産地、大分の臼杵に行ってきました

飯尾醸造の原料仕入の多くは生産者と直接取引をしています。間に納入業者が入る場合でも丸投げはせず、可能な限り産地を訪問しています。これは生産現場で、現物を見て、生産者に率直に語ってもらわなければ、現実を知る事が出来ないから。

特に最初の取引や変更が発生する時など節目節目で、顔を突き合わせて話をすると、お互い刺激をもらい、手抜きの仕事は出来ないものです。

今回は一泊二日で大分のかぼすと、熊本の紅芋の産地を周ってきました。


全景






























大分有機かぼす農園の圃場

この地域では一番大きな、かぼす圃場。
静岡の茶畑のように見渡す限りの畑と思えばさにあらず。

もともと、田畑には向かない急峻な斜面を有効利用している為、飯尾醸造の棚田より小さな圃場や、山際というか山そのものが圃場である場合がほとんど。化学農薬は使っていないので、下草は繁っていて収穫直前に刈取するとのこと。

鈴なり































一本の木に鈴なりのかぼすが実り、枝はしなっています。

品種によって違いがあるようですが、これは房のようにまとまっています。
ここまで近づくと、周りはさわやかな柑橘系の香りが漂います。


収穫二人
































手でもぐ































ヘタきり




収穫籠

































収穫は人海戦術による手作業のみ。

枝ごと採って、後で枝を取り除く。
私が大変だと思ったのは、収穫より籠の移動。
重たい籠を何個も積んで、でこぼこの斜面を車が入れる車道まで運んでいきます。

ところで、かぼすの漢字は香母酢。
大分は生産量の97パーセントを占める大産地。その多くは名前の通り、香りが強い熟す前の青い状態で利用されています。


完熟


































しかし、「富士ゆずぽんず」で使うのは、黄かぼす果汁

香りと酸味は穏やかになる一方、甘みが増した希少な完熟果汁を選んでいます。製品1本の中に、ゆずとかぼすを合わせて4個分のたっぷりの果汁が入っているので、敢えて香りの強い状態のかぼすを選択する必要がないのです。

國枝さん































代表の國枝さんと。

何年も電話とメールだけのやり取りでしたが、今回お会いし、いろいろ教えていただき、ありがとうございました。

                                    蔵人 秋山




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