木村秋則さんのりんごが「奇跡のりんご」ならば、これは「奇跡の牛乳」です。

7、8年ほど前に、「牛乳不要論」が唱えられました。その結果、消費量と共に、酪農家も減少しています。牛乳不要の根拠のひとつに、「高温で殺菌している」ことが挙げられていました。

では、なぜ高温で殺菌するとよくないのか。

酵素の働きが失われてしまうことが、もっとも大きな理由だと思います。

120度で3秒という高温殺菌は勿論、63度で30分加熱しても、酵素は失活してしまいます。他にも、乳酸菌などの微生物も死んでしまいます。

しかし、この「想いやり生乳」だけは、まったく殺菌をしていないことから、酵素が活性を保っています。詳しくは、こちらをご覧ください。

というか、なにより美味しい。パックに入った牛乳のあのいやな匂いは一切ありません。牛乳ぎらいの人が唯一、飲めるとしたら、この生乳だと思います。

想いやり生乳


想いやり生乳2


≪想いやり生乳≫

食品衛生に厳しいこの国で、無殺菌生乳を販売するために要した苦労は、想像できないほどだと思います。

しかも、この牧場で無殺菌生乳として製造されたものの半分以上は、売れないためにホクレンで他の牛乳と混ぜて殺菌、出荷されています。

この牧場が無殺菌生乳をあきらめたとき、おそらく日本では二度と無殺菌生乳を飲むことはできないと思います。そういう理由もあって、飯尾家では毎月2回、お取り寄せしています。

すごく高いです。

値段も高いけど、その志の高さにやられました。

北海道からのお取り寄せは送料もバカになりません。そんな方には、この販売店一覧をご覧いただき、ぜひ飲み支えていただきたい

そんな想いから、ご紹介しました。

            五代目見習い 彰浩