梅雨真っ只中、時折 訪れるゲリラ豪雨! 作業中ともなれば 一瞬にしてズブ濡れ状態に。
裸になれば、蒸し暑く汗ばんだ身体を洗い流してくれそうです・・・ここならホンマに出来るかも。

何より大変なのが田んぼの水管理です。
よくあるのが、川からの砂利が田んぼへ流れ込み 稲を下敷きに。
畦の低い田んぼなら水が溢れ出てることもしばしば。 脆くなった箇所は崩れ落ちるなど、心配は尽きません。

とはいえ、この時期の雨は必要です!これから来る真夏の水不足を考えれば。

でも適度にお願いしたいものです。


さて、田植えを終えて1ヶ月が経過しましたので写真をご覧ください。

世屋姫神社棚田1ヶ月1


世屋姫神社棚田1ヶ月2


世屋姫神社棚田1ヶ月3


体験会第1弾6/2(土)3(日)植えの田んぼの様子≫

山間地&有機質肥料ということもあり、例年通り ゆっくりとした初期生育でしたが ここ最近 急に稲株が張ってきました。
4本ずつ植えた苗も、今では多い株で20本まで分けつしてます。

集落内棚田1


集落内棚田2


集落内棚田3


集落内棚田4


体験会第2弾6/9(土)10(日)植えの田んぼの様子≫

一週間遅れの圃場。苗の残り枚数が少なくなり、急遽 3本植えに変更しました(私のミスです)
しかし、植付け本数から見れば 分けつも平均12本ぐらいになっており順調だと思います。
今年は大雪の影響か? ありがたいことに、移植直後の害虫も少なく感じております。


さ〜、これからが大変!紙マルチも分解してくる頃です。いよいよ過酷な除草作業へ。

肥料過多


≪おまけ≫

中には こんな肥沃した田んぼも。

昨秋、生育の遅れが目立つ圃場に有機物を大量投入しました・・・その結果がこれ。

良過ぎるのも考えもので・・・葉が茂り過ぎると下部に日光が当たりにくくなり、その後の生育にも悪影響が。
また、どんよりとした湿気の多いこの時期ですから病気も誘発してしまう可能性があります。
それに草丈も伸び過ぎると倒伏の心配も出てきます。

人間も田んぼもメタボはよくありません。
このような場合は、水を落として田んぼを干し 稲が肥料を吸収出来ないようにしてやります(断食作戦)。

天候はコントロール出来ません。
出来るのは、稲の生育状態を見て水と肥料の調整です・・・過食症にも、拒食症にも ならぬよう 日々 健康チェックを!!


                                 米作り担当 伊藤