2013年02月08日

酢を飲み続けたら歯が溶けるんちゃうか、と心配されている方へ

たまにお客様からこんな電話をいただきます。

「健康のために酢を飲んでいるんですが、歯が溶けるとテレビで観ました」

心配されているお客様はたくさんいらっしゃるはずですので、久し振りに「食の安全や健康・美容情報」として紹介いたします。

結論として、正しい飲み方をしていただければ心配ありません

その理由は後ほど。

ちなみに、食材別のpHは下記のとおりです。

酸食歯


≪pH≫

これを見ていただくと、圧倒的にpHが低い、すなわち強酸なのはレモンやコーラ飲料。

  レモン  2.1

  コーラ  2.2

また、気になるのが梅酒やグレープフルーツ、ワインにりんごジュースも。ちなみに、飯尾醸造で100%のオレンジジュースも測りましたが、3.8とりんごジュースの方が低かったことに驚きました。


黒酢飲料 3.1も見逃せないですね。ちなみに、飯尾醸造の紅芋酢は3.3でした。一般的な酢に比べて、酸は若干少ないようです。

pH5.5以下で歯のエナメル質が溶け始めると書かれています。

かといって、もう果物やジュース、お酒など飲みません、というわけにもいかず。

では、日常、酸の強い食材を口に入れても歯が守られているのはなぜか。

人は食べ物や飲み物を口に入れると消化のために唾液を分泌します。その唾液は口の中のpHを中性域に戻す働きも兼ねているのです。

また、小さい頃から言われ続けた、ゆっくりよく噛んで食べなさい、という言葉には下記の意味がありました。

  1.食材を細かく、表面積を大きくすることによって、
胃で確実に殺菌、消化できる
    (胃のpHは1〜1.5なので、食中毒などのリスクを減らすことができる)

  2.口の中の消化酵素や食べ物に含まれる酵素の力で
    体内で消化・分解するために必要なエネルギーを減らすことができる

また、子供と大人では、子供の方が酸への耐性が弱いようです。乳歯だからでしょうか。

   大人 > 2.5

   子供 > 2.8

ですので、子供のうちに炭酸飲料などを飲み過ぎない方がいいという理由も科学的に証明できます。エナメル質とは関係ありませんが、糖分の摂りすぎはカルシウムが尿から体外に排出されてしまいます。

さて、結論です。

紅芋酢をお飲みいただく際は、

  1.必ず8倍以上に薄めて飲む

  2.ちびちびと長時間飲むのではなく、ぐびっと飲む

    (ペットボトルに入れて喉が渇いたときに飲んでいただくのはOKです)

  3. 酸性の食べ物や飲み物を摂ってすぐに歯磨きしない
   (歯のエナメル質がやわらかくなっているから)

水でうがいしていただかなくても、唾液が分泌される状態であれば問題ありません。

年齢と共に唾液の分泌量が減っていくようですので、心配な方は毎日、「あいうべ体操」をしていただくことをお勧めします。

あご周りがシャープになったり、アレルギー疾患などの予防も期待できると聞きました。唾液の分泌は健康維持に大きな関係があるようです。また加齢と共に唾液の分泌量は減ってくるようです。

私自身、最近は車を運転しながら「あいうべ体操」しています。ブサイクな顔して、ベロ出して運転しています。皆様はぜひ自宅でやってください。

      五代目 彰浩




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