あと2週間もすれば、蔵の近くの田んぼでは稲刈りが始まりそうです。私たちの田んぼはまだ1ヶ月ほど後の予定ですが。

今日は契約農家の皆さんとバス遠足。というか、年に一回の農業視察。

田んぼの視察


≪宮津無農薬栽培部会≫

今年は、宮津のお隣りの京丹後市の農家さん4人の田んぼを見せていただきました。

うちの契約農家の皆さんの平均年齢はおそらく65歳前後。真っ白の髪をなびかせながら、熱心に話を聴きに。この日はホンマに暑かった。40度越えなのはもちろん、アスファルトの道路、腰の高さは44.9度もあったようです。

田んぼの視察2


田んぼの視察3


田んぼの視察4


田んぼの視察5


田んぼの視察6


田んぼの視察8


≪圃場の視察≫

成功している農家と同じことをすればいい、というわけにはいかないのが農業。

気温や保水力、虫の種類、近所の環境など様々な状況から「これだ!」というやり方を見つけるのは至難の業。さらに、毎年、天候も違います。しかも、年に一回しかチャレンジできないのが米作り。

EM菌、廃糖蜜、米ヌカペレット。冬季湛水、深水管理、トロトロ層。コナギ、オモダカ、ヒエ、クログワイ。

といった農業用語が飛び交います。私自身、それぞれについてはある程度わかりますが、作業のタイミングや肥料の作り方、使い方など、もはやついて行けません。

一方、米作り担当の伊藤は的確な質問をしながら、来年に向けて構想を練っているようです。頼もしい限り。

田んぼの視察7


≪数を数える≫

ひと株についたモミの数を数えて、自分の田んぼと比較している様子。気になりますよね、そりゃ。

収穫までもうひと息。無事に終わりますように。

          五代目 彰浩