プルーンというとドライフルーツか瓶に入ったミキプルーンしか味わったことがありませんでした。ミキプルーンすら、大学1年のときに酔いつぶれてウチのアパートに泊まった同級生から「迷惑掛けてごめん、お詫びにお母さんが持って行けって」ともらったのが唯一の食体験。

って、食べることだけは記憶力がよいわけで。

それは置いといて。
生のプルーン、最近は地元のスーパーでもたまに見かけるようになりましたが、私にとってはそれほど興味をそそられるフルーツではありませんでした。

穂のぼの農園のプルーン


≪完熟プルーン≫

しかし、3、4年前に出会ったこの完熟プルーンには驚いた。いま風にいうと、じぇじぇじぇっ。

まぁ、それほど期待していなかったってこともあったのですが、ホンマに美味しかった。ウチの家族もみんな気に入って、すぐに追加注文のメールをしたら、

 「今年は天候の影響で出来がいまいちなので、これから採れる品種は全部、加工用にまわすことにしました」

つまり、買えなかった。ジャムにしてしまうんだとか。
なんとももったいないと思う反面、お客さんのことを考えたら英断やなぁと納得したのでした。穂のぼの農園、信頼できるぜ、と。

穂のぼの農園のプルーン2


≪プルーンの木≫

穂のぼの農園は遠藤夫妻の農園。

奥さんの優里子さんとは7年ほど前に知り合いました。二人は大地を守る会の社員で、元々ご主人は就農希望だったみたい。彼女より先に会社を辞めて、農業研修していた時期だったはず。

元、大地を守る会だけあって、極力、農薬とか除草剤、化学肥料とか使わずに自然の力で美味しくしたい派。まぁ、美味しくなければ価値は低いはずやけど。

で、初めて食べた完熟プルーンの美味しさに目覚めた私はそれ以来、毎年、リピーター(といっても、3、4年のことですが)。水洗いしたら皮ごと食べる。濃厚な甘さと適度な酸味、皮のところのシャリっとした味や食感のバランスがなんだか抜群だった。ホンマに美味しかった。ドライフルーツしか知らなかったし、たいして期待していなかったことを差し引いても。

穂のぼの農園のプルーン3


≪ひと箱は4パック 3,100円≫

こんな風に入って送られてきます。

ホンマはブログ用にもっと早く手に入れたかったから催促したら、こんな返事が来た。

プルーンは結局本日は発送出来ませんでしたm(__)m
ここのところ夜温が下がってきて(今朝は寒いくらいでした)、これからどんどん味がのってくると思うので、今しばらくお待ち下さい。



ってことで、これから美味しくなるらしい。なので、この写真はウチで撮ったわけではありません。まだ届いてないからしょうがない。

農産物やからいつ届くかわからない、ってのが当たり前。プルーンにも大玉、中玉とか早生、晩生の品種とかいろいろあるから、どんなのが届くのかもお楽しみ。

ちなみに穂のぼの農園のトマトジュースもおススメです。どろんと濃厚な、あのイメージの対極の味。さらりんとしててゴクゴクいけるタイプ。こんなトマトジュースは初めてでした。

どちらも穂のぼの農園のサイトからどうぞ。もちろん、二人でやってる小さな農園なので、売り切れごめんです。それに、もしかしたらメールとかの注文も何日かしないと返信がないかもしれません。ほのぼのした気分でお待ちくださいまし。

       五代目 彰浩