今週は体験会から天日干ししていた稲の脱穀を行いました。
この時期なら干している間に雨も降りそうなものですが 今年は秋晴れ続きでよく乾きました。

天日干し


脱穀


≪天日干しの脱穀≫

稲刈り、稲木掛けしてから10日目。

天候を見ながら作業開始。
籾袋に落ちる一粒一粒が今年の成果・・・自然に顔がほころびます。

ところで天日干しの素朴な疑問・・・両面しっかりと干せてんの?
う〜ん? 水分計で測って確認を・・・。
稲木も四方位を考え設置しておりますが、日当たりや風当たり、高さの違いで どうしても水分値にバラつきは出ます。
なので、毎年 脱穀後の籾は乾燥機へ張込み、ひとまとめにして水分ムラを極力無くし微調整を行います。

ちなみに 玄米では14.5〜16.0%、白米では14.0〜15.5%が適正な水分値のようです。それ以下の過乾燥になれば胴割れの発生が高まりますし食味や品質も低下します。
逆に水分高になれば食味は良いのですが、カビやすく これまた品質維持に困ります。年1度の収穫を考えれば低温貯蔵などしっかりとした保管が求められます。

籾摺り


≪調整≫

水分を確認し いよいよ籾摺りを。

玄米


≪新米≫

玄米とご対面。
ついに完成!富士酢の米です。

改めまして 田植え、稲刈りと お手伝いいただいた皆様に感謝です。


そういえば数年前の収穫時は、まだ学生だった息子もよく手伝ってくれました。
そんな息子も 今年めでたく結婚し、一昨日に子供が誕生。

私からみれば初孫くん。

初孫くん


≪初孫くんと ご対面≫

体験会時に お声掛け、お気遣いいただいた皆様ありがとうございました。

お陰さまで元気な産声をあげてくれたようです。



く〜!かわいい〜。

・・・私事でお許しを。


                    
                                 米作り担当 伊藤こうじぃ〜