先日、とうとう初雪が降り、冬の気配が本物の冬に変わりました。

先週末はえべっさんと歓迎会と忘年会を兼ねて、蔵のはなれで手巻き寿司パーティーの続きを。
今井による手打ち蕎麦も振る舞われました。

22人分なので、ご飯は1升9合炊きました。
私が台所で米をといでいると、部屋の奥からトントンという音が・・・

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<<生地をこねて>>

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<<伸ばす>>

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<<切る>>

トントンの正体は今井のそば切りでした。
ガイドの板(「こま板」というらしいです)があるとはいえ、均一に細く切られています。さすがの丁寧な仕事です。
蕎麦は、宮津のおとなり伊根町は筒川の新蕎麦。
楽しみ〜

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<<飯台>>

飯台いろいろ。東京での手巻き寿司パーティーから引き続き、蔵人の家から飯台を借りました。
飯尾の家にある分だけでは足りなかったので。
おっきな宮島も。

もちろん「赤すし酢」で酢飯にします。
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<<すし飯に>>

ごはんに赤すし酢を合わせてすし飯を作ります。米1合につき、赤すし酢は25から30mlを目安にしてください。
大量だから3回に分けました。

「赤すし酢」の良いところ、海鮮に合う他に、もうひとつ発見しました。色が赤いからご飯に混ざっているかどうか分かりやすい。
すし飯はムラ無く混ぜることが肝心です。その点これは色がつくからはっきり分かります。
白いところが残るとそこが当たった人は間抜けな手巻きずしを食べるはめに。
それはかわいそうですものね。

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<<すし飯>>

ほんのり赤みのある「赤すし酢」のすし飯。きれいに混ざりました。

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<<手巻き寿司セット>>

手巻き寿司の具を用意して準備完了。
ネタは柵で仕入れてお酢屋・母が手巻きずし用にしてくれました。(マグロの漬け、サーモン、タチウオ)
この日の幹事の板倉のお父様を巻き込んで、さばいてもらったイカも。
人使いの荒い会社ですみません。おいしくいただきました。

海苔はもちろん成清さんの海苔。普通の焼き海苔と優等を食べ比べ。どちらがどちらか分かるかな?

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<<手巻き寿司セット>>

メインのネタの他にも五代目こだわりの味付けが。

・一平のすしマヨ
レタス巻の元祖、宮崎の一平寿しオリジナルの純米富士酢を使ったマヨネーズ。真っ当な原料だけを使い、寿司に合うよう酸味強めにチューニングされています。

・縄屋のバジルペースト
縄屋の玄関先で売ってます。自家製のバジルペースト。

・わさび
これは定番。天然が手に入らなかったので粉わさびです。

はたしてどんな手巻き寿司が?

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<<蔵人たち>>

乾杯の後、手巻き会開始。みんな思い思いの手巻き寿司で楽しみました。

海苔の違いは分かる人あり、分からない人あり。どちらもおいしいです。
はっきりわかったのは優等の方がより歯切れよくサクッと切れるということ。
中だけ抜けて海苔が噛みきれない、って固い海苔だとありますよね。
成清さんの海苔はそのイライラとは無縁です。

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<<今井のそば>>

手巻き寿司も一段落して、お待ちかね今井の蕎麦。
そばつゆは、お酢屋父の作。愛子おばあちゃんの畑のネギを添えて。

それはもう、おいしかったですよ。
ごちそうさまでした!

今年もえべっさんに家内安全、商売繁盛をお祈りしました。
来年も良い一年になりますように。