8月9日(土)にファームキッチン然 大手町店で開催しました「学べる手巻き寿司パーティー」にご参加くださったみなさま、ありがとうございました。30名の募集に対して35名も集まっていただきました。

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≪ファームキッチン然 大手町店≫

オーナーの大西社長は飯尾醸造の田植え稲刈り体験会の大ベテラン。いつもありがとうございます。今回もいろいろムリを聴いていただきました。

昨年からテマパ(手巻き寿司パーティー)を日本中に流行らせようと活動しておりますが、なんだか盛り上がってきた感があります。私だけ?

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≪ドレスコード≫

当日のドレスコードはブラックタイ。いわゆるフォーマルウェア。パイピングの入ったタキシードにネイビーのボウタイ(手織りの丹後ちりめん@KUSKA謹製)を合わせてみました。参加者のみなさんも背中ぱっくりのカクテルドレスや着物など、オペラやミュージカル、クラシックコンサートのようにオシャレして来てくださいました。いや、その予定でしたが、カジュアルな装いの方が多かったような気がします。

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≪酢飯づくり講座≫

まずは限定6名様に酢飯づくりのコツをお伝えしました。米の選び方や洗い方、水加減、酢飯の切り方などなど。もちろん、お酢は赤すし酢。蔵の通販限定ですので、お店には売っていません。というのも、1本造るのに7年以上もかかりますので。

この日は総勢35名ということもあり、3升ものご飯を炊きました。そのため、家庭用の飯台(寿司桶)ではとうてい間に合いません。というわけで飯尾醸造の蔵で眠っていた2升用の飯台で。

家庭ではこれだけの量を仕込むことはありませんのでなかなか楽しんでいただけたかも。

そしていよいよ宴が始まりました。

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≪前菜盛り合わせ≫

お寿司までたどり着けるか?というくらいボリュームのある料理を出していただきました。みなさん、自然栽培された野菜を喜んでいただけたようです。そして、いよいよメインの手巻き寿司。

「学べる手巻き寿司」ですから、海苔の扱い方を説明します。ちなみに、参加者のみなさんだけに「手巻道 初心者編」という指南書をお渡ししましたので、ご自宅でも美味しい手巻き寿司を楽しんでいただけます。

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≪海苔の説明≫

成清海苔店の絶品、さっくりとろーん海苔。いまならココから購入いただけます。

海苔の扱い方を知っておくと美味しく召し上がっていただけるだけでなく、海苔の破片が部屋中に落ちることもありません。

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≪酢飯1.5升≫

これでも半分。ただ、3升ほとんどがみなさんのおなかの中に入っていったのでした。すごい。

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≪切り溜め≫

3段の入れ子になった切り溜めは四角とだ円の2種類を用意しました。うるしのさじと合わせると、なんだか上品でおいしそうに見えませんか?

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≪具やソース≫

お刺身やお肉など具ももりだくさん。イカの刺身に卵黄を溶いたもの、これは卵かけごはんインスパイア系。他にも鮒寿司の飯(いい)の部分、乳酸発酵したものや豚の角煮、鶏肉の塩麹漬け焼きを巻いたり、バジルソースやマスタード、マヨネーズなどで洋風に。さらに大葉、スイートバジル、パクチー(コリアンダー)などのフレッシュハーブを巻いたものも人気でした。

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≪参加者のみなさん≫

18時から22時まで、初めての方も田植え体験会などでよく知った皆さんも楽しんでいただけたようです。飲み放題で会費5,500円。参加者の方からは「安すぎで申し訳ない」といううれしいお声もいただきました。これからもいろんなところでテマパしたいと思います。「私の家に来て欲しい」そんなリクエストにもお応えできるかも?

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。またお店のスタッフのみなさまにも感謝。

追記:わたくし、友人の披露宴に出席した直後にテマパだったため、ひとりだけタキシードだったのでした。まぁ、普段からこんな格好してますが。

       五代目 彰浩