通販担当 永浜です。
7月28日、29日は地元・伊根の祭りでした。
ずっと40℃近い気温の日が続いたので、熱中症の心配をしていたら、まさかの台風直撃予報。
熱中症どころか開催が危ぶまれましたが、とりあえず初日は…

のぼり

晴れてくれました!よかった…

伊根祭りと一口に言っても、地区によって異なる祭りが行われます。
生まれ育った平田地区では「御稚児さん」と子供神輿、嫁いだ亀島地区では、真棒意(シンポチ)・棒振り・太刀振り・神楽です。
雅楽が流れる祭りと、勇壮な太鼓が響く祭り、隣の地区なのに全然違って面白い。

さて、祭りの開始はいつもこの場所から。
開始

太鼓の音で一気に空気が変わります。テンションも上がる!!

初日は各地区にある神社を歩いて移動し、舞いが奉納されます。
それぞれの場所で皆さん楽しみにされていて、どこでもこんな感じに…
神社

祭りを楽しみに帰省する人も多く、外に出た同級生に年に1回会うとしたらほぼ祭りの日です。

初日の夜は、本当は宵宮と言って船で対岸の神社までお参りに行くのですが、今年は台風の影響で船が出せませんでした。
いくつもの提灯を下げて、祇園囃子を奏でながら夜の海に出ていく光景は、昼の力強い感じとはまた違って大好きですが、来年までおあずけです。

<7月29日>
前日の夜中から朝にかけて台風が最接近の予報。
夜が明けるまでどうなるかわかりませんでしたが…風、収まりました。よかった…

この日は「海上渡御」と言って、役者が全員で対岸まで舟で渡ります。
(もう1艘いるのですが、一緒に写せませんでした…地区の人ごめんなさい)
海上渡御1


長い石段を上って、まずは神社で奉納です。
台風が去った後は蒸し暑く、石段を上るだけで息切れがしますが、役者さんたちはビシッと決めてます。さすが。
神社2


ほぼ舟で移動し、夕方ごろに元の場所に戻りますが、まだまだ祭りは終わりません。
29日神楽

ちょっと見づらいですが、提灯の明かりの中で舞う神楽。
最後の場所では役者さんが全力で舞い、太鼓や笛の音にもこの日一番の力が入ります。
この空間にいるだけで、1年間頑張れるパワーがもらえる気がする…。

ちょっと長くなりましたが、何となく雰囲気は伝わったでしょうか。
本当はもっと写真を載せたかったのですが、ほぼ身内の写真だったので断念…

「祭りロス」状態で寂しいですが、無事に2日間開催できたことに感謝したいと思います。
伊根の皆様、お疲れさまでした。

通販担当 永浜