飯尾醸造が拠点を置く宮津市には日本三景の一つ「天橋立」があります。その天橋立の清掃活動に初めて参加してきました。
その名も「クリーンはしだて1人1坪大作戦」。
大小5,000本からなる美しい松並木を残そうと、観光客が増えるゴールデンウィーク前に行なわれる清掃活動です。

image

現地に着くと、想像していたよりも沢山の人が集まっていて驚きました。
清掃範囲が広く、どこを清掃しようかなと歩いていると、ふと浜辺が目につきました。
浜辺に行ってみると、あまりのゴミの多さにびっくりしました。
そこで、私は浜辺を中心にゴミ拾いをすることに決めました。

image

圧倒的に多いゴミはペットボトル。
空き缶やビニールゴミも多かったです。
中には魔法瓶や靴などもありました。
あっという間に45ℓ入るゴミ袋がいっぱいになりました。

こういったボランティアにこれだけ沢山の人が興味を持って集まることは本当に素晴らしいことだと思いました。
しかし、そもそもゴミはゴミ箱に捨てるもの。もしくは持ち帰るもの。
ゴミに対するマナーが良くなれば、もしかしたらこの世の中から清掃活動という活動自体が今よりも減るだろうなと思いながらその場を後にしました。

今回清掃活動に参加して、私自身も普段の生活の中で「ゴミを捨てない」のはもちろんですが、「ゴミを出さない」という部分をもう少し意識していく必要があるなと感じました。

翌日の朝テレビを見ていると、参加した清掃活動がニュースで取り上げられていました。
約15トンのゴミや松の枯れ葉が集まったそうです。

調合濾過担当 坪倉