新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月に入ってまもなく休校に。
休校が解除されないまま終業式を迎え、春休みに突入しました。
小学3年の息子は卒業式に参加できず、6年生と最後に会えなくてとても寂しがっていましたが、
卒業生と親御さんはもっといろんな思いを抱えながら過ごされた3月だったのでは・・・と思います。

そして、私にとってもお別れが。

近隣の3つの小学校の統合により、私が通った小学校は閉校になります。
私が通っていたころも、各学年1クラス。しかも1クラス20名いれば多い方でした。
今では10名程度。全学年合わせても60名に満たないまでになりました。

甥っ子が通っており、学校の話を聞くと小学生時代を思い出すことも。

閉校になる学校は毎年500校程度あるそうで
話を聞くたびに「寂しいなぁ」と思っていたのですが
いざ自分の母校が閉校となると・・・
しかも、新しく施設を建てるため校舎が取り壊されてしまいます。

閉校だけでなく、校舎もなくなるなんて・・・
6年間、学び遊んだ建物が消えてしまうことに大きなショックを受けました。

せめて閉校式は参加したいと思っていたのですが、新型コロナウイルスの影響で
児童・教職員・主催者のみに規模を縮小。
参加できないまま、147年間の歴史に幕を閉じました。

なくなる前に見ておきたい・・と昨日息子や甥っ子達を連れて久しぶりの母校へ。
ガランとなった校舎・玄関・教室を、小学生の時の思い出を重ねながら眺めました。
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でも、閉校になるからこそ改めて母校に思いをはせ
友達と寂しい思いを共有し、愛着と懐かしさを強く感じた私。

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桜の木の根元に咲く「桜」を見て、
これも新たなスタートだな、と思えました。

穏やかに新年度が迎えられますように✨


法人担当  古村