いつも富士酢製品をご愛顧いただきまして、ありがとうございます。
今日はある意味、製品の品質を落とす取り組みについて、ご案内いたします。

飯尾醸造では40年以上前から、900ml容のボトルを使っております。やさしい曲線ラインのシルエットを気に入っています。

当時はスタッフが1本ずつラベルを手で貼っておりましたが、現在は機械にてラベルを貼りつけております。瓶の形が直線でないこともあり、時に温度差や湿度差でラベルに浮きが生じることがありました。例えば、瓶詰時の検品では良品であっても数日後の出荷時には不良品になることも。これはボトルの形だけでなく品質に多少のムラがあることも原因のひとつです。

丁寧に造ったお酢、なんとか外装も綺麗に最良の状態でお届けしたいと、これまでより努めてまいりました。特に出荷スタッフの中には、

「蔵人が米作りから一生懸命に造ったお酢だからこそ、いちばんきれいな状態のものだけをお客様にお届けしたい」

という蔵と製品への深い愛情により、厳格な検品に努めてまいりました。手前味噌ではありますが、こんなにありがたいことはありません。

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とはいえ、多少のラベル不良によるボトルの廃棄は0.5%ほど出てきます。これは弊社が大切にしている環境面に負荷をかけていたことも事実です。

そのため、今後は自家消費用の製品につきましては、ラベルに浮きの生じた製品をお届けする場合がありますこと、ご理解いただけますと幸いに存じます。

なお、贈答用(ギフト)でご注文をいただきました製品につきましては、奇麗な状態を確認した上でお届けしております。

またお気づきの点がありましたら遠慮なくご意見をいただけますと有難く存じます。

五代目 彰浩