醪造りが一段落したということで、蔵人達とacetoで食事をご馳走になりました。
まだ紅芋醪の仕込み等が残っているので気は全く抜けませんが、昨夜だけはホッと一息つかせてもらいました。
甑倒し01
<絶品!ホワイトアスパラガス>
aceto甑倒し
<3年前に撮った、acEtoがオープンした頃の懐かしい写真>

 比較写真を撮り忘れてしまったのですが、みんなちゃんと3年分老けてます。
そういえば以前もブログで甑倒しの事を書いた気がしたので、久しぶりに読み返すとこんな文章を書いていました。


「acetoスタッフ、蔵人、本社スタッフは陰からと、みんなに支えられてなんとか今期も終えられそうだなー」なんてワインを飲みながら1年を振り返り、しみじみと想いました。


 3年経った今も同じ想いで仕事をしている自分がいます。
そして昨日もう一つ、acetoの料理をいただき感じた事があります。
それはオープンした頃とは全く別次元の、イタリアンを超えた料理に変わっていたことです。
それを味わって私はこんな事を思いました。


今年は酒蔵に色々と設備を導入したけれど、それを扱うのは人。
いくら設備を導入しても、人が成長しなければ良いものつくりは出来ない。


「醪造りは人つくり」という気持ちで、既に来期に向けての計画を立てております。
まだまだやらなければならない事が盛り沢山です。


醪造り担当  藤本