どうもッ! 今井です。

 ポカポカ陽気の毎日、酒蔵は紅芋醪の仕込も終わりを迎え4月下旬まで醪の火入れ、片付けなど行い長かった酒蔵勤務も一旦終了。

今回は昨年のブログ→こちら リベンジのため、もう一度、染色に挑戦!

近所にある染色センターに伺い、相談してみることにしました……ところが、行ってみると受付の方しかおられず技術職の方は辞められたとか。運良く連絡先と自宅を教えていただき、その足で自宅まで行き迷惑を承知で突撃訪問してきました。

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 紅芋で染めるのは難しいよ!手ぬぐいは特に難しい!の一言。染まりにくいからデータもないし、引き染めでやって……と色々聞いた事もない専門用語を言われ、頭の中はパニックに!

ひと通りアドバイスを受け、夜な夜なやってみる事に。

食物繊維は染めが弱いため、濃くする方法として豆汁(ごじる)のタンパク質をあらかじめ繊維に付着させるといいらしく、なければ豆乳でもOKという事で、一晩漬けおき。

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完全に乾燥させ、60℃の紅芋染料に投入!

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温度を守りつつ、時々撹拌して見守って終了。

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 前回とは全くやり方も違うのでここまでは少し安心。不安なんて一切ありません。
でも、最後の洗いで前回は紅→白に戻ったので今回はドキドキしながらの洗い。

乾くまで安心はできませんでした。

ジャーン!!! どうですか⁈ 

本当ならもっと鮮やかな紅色にしたい所を、紅芋本来の色素を見てみたくて…

これが紅芋色です。

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 わざと色止めはしてません。手洗いして少しずつ退色する変化を見るのも、天然染料ならではの味という事で。


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 中々、今回の染色大会は自信につながり残液を大切に残して、近々あと1回チャレンジしようかなと。今度は鮮やかな紅色に染めるために…

また近々、染色結果を持って突撃訪問に行こうと思ってます。



                今井