はじめまして。
4月に入社しました三と申します。

わたしが初めて飯尾醸造を訪れたのは3歳か4歳の頃です。
当時は幼かったので記憶にないですが、働いている方の中には20年近く前の私のことを覚えている方がいて、びっくりしました。
それから長い月日が経って大学を卒業後、飯尾醸造に入社したのです。

幼い頃から家では富士酢を愛用し、丹後に旅行に来る際には母親に連れられ、飯尾醸造に10回以上訪れ、蔵を見学してきました。

その後、中学3年生の時に実家の神戸を離れ、1人で東京にある自由学園に編入しました。というのも、中学3年生の1年間で豚を育て、ハムやソーセージをつくる授業に興味をもったからです。そして、学校生活や寮生活を通してますます「食」に興味を持ち、寮の食事の残食やメニューの改善などを行う係や校外学習の際は必ず食の係につきました。
高校2年生の時にはお酢の造り方について学びたいと思い、4代目に話を聞くため宮津に足を運びました。

2021年と2022年にはそれぞれ1週間ほどインターンシップをして、実際にお酢造りに携わっている職人の方に話を聞くことで、飯尾醸造の考えなどに触れることができました。また、実際の業務を経験することで、飯尾醸造の魅力をさらに深く知ることができました。

わたしは食を通して人々の生活を豊かにし、貢献したいという思いがあります。東京などで就職を考えた事もありました。しかし、蔵見学やインターンシップでお世話になった飯尾醸造で造り手側として頑張りたいという思いから、東京から宮津に移住する事にしました。

振り返ってみると、大学4年生の6月に内定が決まり、4ヶ月後の10月に日本橋高島屋の物産展でお酢の販売をさせて頂きました。そこで実際に店頭に来てくださったお客様のお声をお聞きしたことによって、お客様に安心して美味しいと思ってくださるお酢造りをしたいという気持ちがさらに強くなったのです。

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そんな飯尾醸造で働き始めて2週間が経ちました。

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大好きな富士酢の香りに包まれながら業務に励んでいます。

また、上世屋地区でお米の苗作りもしています。

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まだまだ覚える事はありますが、これからたくさんの知識と経験を吸収し、日々精進して参りたいと思います。

今後ともよろしくお願い致します。

見習い 三