酢を造るといふ仕事|富士酢醸造元 飯尾醸造 イメージ画像

米を作る

米作り担当の伊藤です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 雪が降らず過ごしやすかった年末年始。 気象庁の発表では、昨年12月からの3ヶ月間は全国的に平年より気温が高く降雪量も少ないとの予報です。 寒さに弱い私にとって暖冬と聞けば朗報ですが、ウインタ
『農閑期の充電期間こそ学び多し』の画像

飯尾醸造が造る「純米富士酢」や「富士酢プレミアム」などの原料米は、すべて地元、京都・丹後(宮津市・京丹後市・与謝野町)産の農薬不使用栽培米です。 『農薬不使用』と謳っている以上、当然それをきちんと証明しなければなりません。 飯尾醸造と契約農家あわせて13
『今年もすべての「富士酢の米」が残留農薬不検出でした』の画像

どうも!カメラマン市川です。 稲刈体験会が終わって早1ヶ月が過ぎ、写真を見返すと、楽しかった記憶が湧き上がってきたので、少し写真を交えてお話していこうと思います。 今年は蔵人が米づくりを始めて20周年ということで、みんな準備から気合いが入っています! 看板
『稲刈り体験会カメラマン目線』の画像

蔵人が始めて20周年という節目の年。 もともと里山の景観維持や棚田保全が目的で始めた米作りです。  今や第2の我が家的な場所ではありますが、最初の1〜2年は慣れぬ環境に手探りの連続。そりゃ、ズブの素人の集まりですから仕方がありません。今まで経験したことのない
『祝!20回目の稲刈りが無事に終わりました』の画像

今夏(6〜8月)全国の平均気温が1898年の気象庁統計開始以来最高だったとのことです…確かに暑かった。 ここ最近、朝夕は涼しくなってはいるものの残暑がまだ続きそう。これだけ暑いと人はもちろん、植物にもかなりのストレスです。 今年の稲作の場合、出穂後の高温で籾殻
『来週末は稲刈り体験会です』の画像

梅雨の雷は晴れ近し!いよいよ梅雨明け夏本番なのでしょうか。 例年に比べて雷の音を耳にします… 春の訪れを告げると言われる雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)秋の鳴り納めとなる雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ) 田植えから収穫までの時期に重なります。
『田植えから2ヶ月!いい感じです』の画像

田植え体験会2023もお陰さまで無事に終わりました。 初日の土曜日は少し肌寒く、動いて丁度いい感じで予定していた面積が2時間近く早く終了。 しかし、翌日は朝から暑く…前日との温度差に身体もビックリ。皆さん結構キツかったのではないでしょうか? 《田植えの様
『20回目の田植え!変わらぬご支援ありがとうございます』の画像

例年に比べて半月も早い開花となった一本桜。 毎年、遠方から多くのカメラマンが来られますが、周辺の山々と眼下に映る阿蘇海は見るものを魅了します。 ただ、ここ数年は鳥害が悩みのタネ…蕾を食べるという… 『うそ〜っ、やめて〜っ!』って思わず絶叫したくなる厄介も
『2023 ㊗️ 20回目の米作り始めます』の画像

時々、自然栽培&自然農法(以下、自然農法と記載)でお米を作りたい!っていう声を耳にします。 しかしそこに至るまでには、かなり高いハードルがいくつかあります。 まず、近隣に慣行農法をされる方々がいるなら相互理解を深めることが必須となります。 慣行農法とは?
『自然栽培&農法を今一度考える〜その弐』の画像

先日、福知山市の水谷虎屋農園さんへお邪魔しました。ここでは、主に米と梅の自然栽培を取り組まれています。 まず、自然って聞くと何も施さないというイメージがあります。 厳密に言うと… 自然=環境と土壌の栄養素で完結させる。 また、自然○○… 栽培?農法?で
『自然栽培&農法を今一度考える〜その壱』の画像

暑さが身にしみます。基本的に夏は大好きですが、これだけ暑いとヤル気や集中力も散漫になります… それが怖いとこ。 実は先日、獣害防護柵の設置中に不注意でケガしてしまいました。獣から田畑を守る作業で、自分自身は守れなかったドジな男。 昔から無神経な奴と呼ばれ
『稲穂が顔を出しました!』の画像

短い梅雨でした… 入りから明けまで2週間。 7月を待たずに夏本番です。 しかし来週は、戻り梅雨とか台風接近のおそれとも聞きます…もう訳が分かりません。  水不足を回避するには非常にありがたいけど、適度にお願いしたいものです。 (棚田の様子》 先日、
『最速の梅雨明け!棚田も夏本番です』の画像

先週末の土日は、京都大学の農交ネットの皆さんがお手伝いに来てくれました。 2019年以来、コロナ禍中止を含め3年ぶりです。 その時に1回生だった大和田くんが大学院に進学され、今回リーダーとなり9名の仲間と一緒に汗を流しました。 《今回の主なミッション
『農交ネットが3年ぶりに参戦!』の画像

5月に入ると農繁期で慌しくなります。 また、GW中は天候にも恵まれ絶好の行楽日和となりました。 近隣の方、他府県の方達も足を運ばれ、山登りや山菜採りなどを楽しむ姿をよく見かけます。 人混みを避けるには格好の場所なのでしょう。 《上世屋集落》 《棚
『今年こそはの思いで!』の画像

数年ぶりのドカ雪となった1〜2月。 今年は、世屋の冬らしく2m越えの積雪となりました。 棚田もすっぽりと埋まり、蔵人の休息場所となる古民家も、屋根からの落雪が軒先の高さまで達しました。   《昨年の田植え前の様子》 《この冬の様子》 《古民家ぶー
『春を満喫!2022米作り始まります』の画像

ひっそりとした世屋の棚田。 コロナ感染対策のため、昨年は地元丹後在住の方、今年は蔵人&アチェートスタッフのみで稲刈りを行いました。 《稲刈り〜脱穀》 2006年から始まった体験会。 過去15年、他力本願…いやっ、神風主義、人任せだった自分。 
『2021米作り、無事に収穫を終えました』の画像

 どうもッ! 今井です。  日に日に過ごしやすい季節になってきましたね。本社勤務も終わり、お次は棚田へ。 上世屋の棚田も黄金色に輝く、綺麗な景色になってきました。稲刈りから玄米に生まれ変わるまでに、色々な工程があるのは知っておられるとおもいます。 飯尾醸
『「稲刈り!」その前に。』の画像

昨年に引き続き、コロナ感染拡大防止のため、稲刈り体験会を中止とさせていただきます。 蔵人が管理する棚田は、景観維持や棚田保全はもちろん 『どのような場所で、富士酢の原料米が作られているか』を、その目で観て触れて感じていただく事も大きな目的です。 その意味
『そろそろ稲刈りの準備を始めます』の画像

Facebookでも案内しましたが、京柱うさだだぬきさんのTwitterで、棚田を見守る世屋姫神社が紹介されてます。 普段、なにげに通り過ぎる鳥居や境内も、改めて眺めると神々しく見えてきます。 ほんま…確かに神秘的ですね。 うん!… ここの集落にはトトロに似た
『雷&稲妻は良きパートナー?』の画像

どうもッ! 今井です。 今回のブログは、田んぼ? 酒蔵? 会社の畑? 趣味? それとも…⁈   迷った結果「田んぼ」に決定です。 今年、棚田で数年ぶりに乗用の紙マルチ田植機を使用しました!過去に使用した時は、田んぼの中で機械がスタックしたり、出口でスタックした
『早いけど。。。』の画像

当たり前が当たり前じゃなくなったこの2年。緊急事態措置延長のため、今年も体験会は中止となりました。 昨年と同様に、地元丹後の方々とスタッフで田植えを。 《紙マルチ田植機》 今年は過去1の少人数… 労力軽減にと機械を無理矢理導入へ! しかし、狭い
『田植えが何とかかんとか終わりました!』の画像

GW自粛期間中にも関わらず、京阪神の車両が目につきます。 人混みを逃れ、田舎の海、山、川で連休を過ごす…考える事は皆同じなのですね… 渋滞やん、、、家におれや! 車内から文句や罵声を浴びせながら棚田へ向かう私…何とか裏道を使って出勤です。 《棚田の水
『田植えが近づいて来ました』の画像

ようやく酒蔵での仕込みが終わり、また棚田へ上がる時期になってきました。 ここ2、3年に比べ積雪が多かったようですが、日中の気温が比較的高く雪解けは早い。 地元農家さん達も春先の作業に向けてせかせかと動き始めました。 で、さっそく任務が… 《軽トラ大集
『2021米作り始めます!』の画像

あけましておめでとうございます。 年末年始と厳しい寒さが続いています。ここ数年は少雪だった丹後も、この冬はかなりの降雪です。 特に富士酢の米を作る棚田は標高400mある高地のため、今現在の積雪は1.5mに達しています。 例年ですと節分あたりがピーク。 数年前の3
『苦手な冬…雪に想うこと』の画像

    2日前に田んぼで家の鍵を落とし、心当たりのある場所に行き探しても探しても見つからず家に入れない今井です。    田んぼ仕事は終わりに近づき、稲刈り・脱穀・籾摺りも終え、いよいよ富士酢の米の検査に行ってきました。   全ての検査を受け、さてどのハンコにな
『田仕事も終わりに近づく』の画像

   今日は10月1日「中秋の名月」ですね。今夜の綺麗なお月さんを携帯で撮って撮って撮りまくり…   ブログにアップは断念 (何枚撮っても失敗) した今井です。ここ最近、朝晩も涼しく秋になってきました。   丹後在住限定 稲刈りイベントも無事終わり、残りの田んぼの稲
『中秋の名月』の画像

今年は賑やかな避暑地は避け、帰省も控えめと静かなお盆… 傘松公園や伊根の舟屋などの観光名所も目立つ混雑はないようです。 僕もお墓参り以外のルーティンは見送り、自宅と棚田の往復です。 コロナ禍… そんな言葉を忘れるいつもの場所。 《棚田の様子》 梅雨明けか
『棚田も稲穂が出揃い登熟始まりました』の画像

どの農作物にも栽培ごよみがあります。いわば作業マニュアル。 もちろん米作りにも!春の育苗から農閑期までの教え。 ただ平坦地の慣行(農薬&化学肥料)栽培を基準としたものが多く、山間地の農薬不使用、無化学栽培の具体的な内容はありません。 関係機関等の指導も仮説
『憂鬱な梅雨は洗濯物も田んぼも乾かない!』の画像

今年はコロナ自粛で遠方からのお越しが叶わず、急きょ地元丹後の方々にお手伝いを願いました。 お陰さまで、何とか全ての田んぼが終了。参加くださった皆さん本当にありがとうございました。 《田植えの様子》※ バタバタしてこの一枚しかない… 晴天が田植え日和
『今年の田植えは地元丹後在住の方々に支援していただきました』の画像

『毎年恒例』『当たり前』じゃない今年の春。 いつもなら体験会で賑わう世屋の棚田も、コロナ自粛のため静寂に包まれております。 しかし止まってなんかいられません!いよいよ始まりました。 今年は無観客?蔵人総出の田植え…さぁ〜大変だ。 《育苗》 1カ
『勇往邁進!田植え2020始まりました』の画像

4月に入り田植えの準備が始まりました。 しかし、この春は例年に比べて重苦しい。 自粛、自粛と、日常の当たり前に制限がかかり、心も身体も窮屈になる… 今年はコロナウイルス感染防止対策のため田植え体験会も中止となりました… 交通機関や宿泊施設など、参加くださ
『激動の?米作り2020始まる』の画像

個人的に冬は苦手です。 超がつくほど寒がりで、できればこの時期は冬眠したいぐらい。 なので、暖冬という言葉は私にとって朗報なのです。 しかしながら…年末年始からこれだけ暖かいと、私の気分とは裏腹にアカンことも… 今、酒蔵では仕込みのピークを迎えておりま
『今年の春は早そう!棚田の様子は?』の画像

先週末、原料米を作る棚田の稲刈りが全て終了しました。 今年も全量一等の良品質米を作ってくださった農家さんに感謝です。 《稲刈りの様子》 半世紀を超えたベテラン農家さんも まだまだ現役で奮闘中です。 さすがに周りの環境や圃場の特性などを熟知されており、
『今年も無事に新米が出来上がりました』の画像

   気温が下がり、この前の稲刈り体験会の暑さは何処えやら⁈  参加してくださった皆様ありがとうございました。みなさんの笑顔が拝見出来、嬉しく思います。その後、ご老体のコンバインで稲刈りを行い無事に終わる事が出来ました。   上世屋の棚田で使用する農機具は、
『NEW マシ〜ン⁈』の画像

本日予定しておりました稲刈り体験会は、雨のため止む無く中止とさせていただきました。 やはり台風が近づく影響で、秋晴れは一転し雨が降り始めました… あ〜っ、残念。 先週末とは真逆の展開に焦らずにはいられない! 《先週末の体験会》 先週末は雨の心
『水を差す?この三連休… 明けは気合い入れて頑張ります!』の画像

いよいよ今週末 日曜日から稲刈りが始まります。 天気予報は今のところ晴れマーク。 しかし、ここ数日は夏に逆戻りのような暑さで少しバテ気味に…まだまだ熱中症には気をつけたいものです。 当日は少し和らいでくれればいいのですが… 《稲木の組み立て》
『週末は稲刈り体験会! 癒しのひと時です』の画像

9月15日、21日は何の日か知っておられますか?「稲刈り体験会!」です。私は本社勤務から稲刈り準備のため、田んぼ勤務に移動です。8月の中頃、、、棚田に毎年設置する電柵(電気柵)を張ってきました!     実は米作りをやり始めた当初は、獣害なんてほとんどありませんで
『痛っ!』の画像

梅雨明けから厳しい夏空が続いております。 体感的には、年々暑くなってるような気がしますが… これは歳を重ねるごとに お肌が乾燥してきているせいでしょうか? 確かに もうピチピチ感ゼロ… いやっ、逆にマイナス傾向ですし仕方ないのかな。 日中の気温が、平坦地に
『稲穂も熱中症にならなきゃいいけど』の画像

梅雨明けはいつだろう? ここ数日ムラでもそんな会話が飛び交っておりました。 今年は全国的に日照時間が少なく、野菜や果実の出来も悪く高騰しているとのこと。 長引く梅雨に、田んぼの稲にもと心配しておりましたが、今日ようやく発表がありました。 早かった昨年に比
『青空恋しや! やっと梅雨明けです』の画像

昨日、ようやく契約農家さんの田植えが終了しました。 なんとか梅雨入りまでにキリがつきヤレヤレです。 しかし、しかし!遅いぞ近畿地方… 昨年は確か6月6日だったような。 ちなみに、過去 一番遅い入りは6月25日だそうです…明日? これは更新してしまいますね! 予
『今年の梅雨前線お手柔らかに!』の画像

4日間の田植え体験会が無事に終了しました。 今年は初参加の方々からベテラン、スタッフも含め延べ170名を超える大イベントでした。 何より事故やケガがなく終えれた事に心より感謝しております。 《体験会の様子》 1週目の土日は曇り空で風も吹き、絶好の
『田植え体験会2019 無事に終了いたしました』の画像

   冬の酒蔵での酢酛醪の仕込みが無事に終わり、大将(藤本)と蔵の片付けが終われば、ひと息つく間も無く私は米作りの為、鬼軍曹(伊藤)が待ってる棚田へ…。    先週末に1回目の田植え体験会がありましたが今思えば、暑くもなく寒くもなく最高の田植え日和!最高のメン
『上世屋が熱い? 暑い?』の画像

いよいよ明日から田植えが始まります。 心配していた天気も大丈夫みたい。 今のところ土曜日は曇り空、日曜日は日差しもありで、少し暑くなるかもしれませんが無理なく怪我なく、皆さんと楽しく過ごせればと思っております。 《田植えの準備》 草刈りや代掻き
『田植え体験会2019始まります!』の画像

この連休も自宅から棚田までの通勤路は、天橋立笠松公園や元伊勢籠神社、伊根の舟屋などへ向かう他府県ナンバーの車でいっぱいです。 通い慣れた道、巻き込まれてはシャレになりません…『緊急車両と京都ナンバーは優先しろや〜‼︎ 』って自己中なことを車内でボヤキながら
『今年の連休も棚田でのんびりしております』の画像

世屋の桜も今週が見頃。ようやく春らしくなってきました。 しかしまだまだ朝晩の冷え込みが厳しく苗床の管理も大変です。 《桜と鯉幟》 《Young & old》 先週末は蔵人4名で種まき。 この日は若手も助っ人として参加してくれました。 通常は蔵勤務のため
『記念すべき田植えに向けて』の画像

今年の冬は記憶にないほどの少雪で肩透かしを食らった感ありありです。 この分だと春の訪れも早いと予想してましたが、4月に入った途端にチラホラと。 しかし…なごり雪にしては降り過ぎのような。 《世屋の村と1本桜の様子》 突然の寒の戻りで桜の蕾も少し足
『米作り始まります!まずは苗床準備から』の画像

調合濾過担当の坪倉です。先日、飯尾醸造が米作りをしている上世屋という地区の村仕事に参加してきました。 作業内容は獣害対策のワイヤーメッシュと電気柵の設置です。そして今回は電気柵を鹿対策の5段張りに変更するという初の試みです。 上世屋には我々蔵人も年に数
『村仕事』の画像

棚田には田植え稲刈り体験会のほか、取材や見学など多くの方が足を運ばれます。 山々に囲まれた集落や笹葺き民家など、今となっては珍しく何処か懐かしさすら感じられるのでしょう。 僕も春から秋までの栽培期間中はいろいろな方とお話しをする機会があります。 まず、
『自然農法って何だろう?』の画像

春から秋まで棚田へ!収穫終われば蔵仕事。 その留守中にも蔵ではいろんな事が変化しています。良く言えば改善というやつ。 担当者にその都度教えてもらうことも多々あり、よい意味で一つひとつの作業が客観的にも観れ 何かと新鮮です。 私にとっては半年のブランク?を
『農閑期は井戸端会議』の画像

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